【必見】アンケートモニターの注意点10個!守らないとペナルティも
更新日:2024年6月9日
特別なスキルが不要で、パソコンやスマホがあれば簡単に取り組めるアンケートモニターは人気の副業です。
しかし、注意点を守らないとペナルティを受ける可能性があることをご存じでしょうか。
この記事では、アンケートモニターに関する注意点を10個紹介します。
あわせて、おすすめのアンケートモニターサイトも紹介するので、アンケートモニターを始めたいと思っている方はぜひ確認してください。
注意点1|そもそもあなたは副業できる?本業の就業規則を確認しよう
国による「働き方改革」で副業が推奨されたことを受け、副業を解禁する企業が増えました。
しかし、職種によっては完全に副業禁止だったり、会社によっては条件を設定していたり、対応はそれぞれ異なります。
たとえば、副業解禁の条件としては以下のような例があります。
- 本業を優先し、業務に支障をきたさない
- 情報漏洩などの観点から、同業他社での副業はしない
- オーバーワークを防ぐため、規定時間内を超えて副業しない
会社の規定に違反した場合は、ペナルティを受ける可能性もあります。
アンケートモニターを始める前に、必ず本業の就業規則を確認しましょう。
アンケートモニターサイトを選ぶ際の注意点2つ
さまざまなアンケートモニターサイトがあるため、中には悪質なサイトがまぎれている可能性があります。
被害の例としては、迷惑メールや公式サイトを装った詐欺メールがくる、ポイントを換金できない、怪しい勧誘を受ける、などです。
大切なのは、安心して利用できるサイトを選ぶこと。ここでは、サイトを選ぶ際の注意点について説明します。
注意点2|個人情報保護に力を入れているモニターサイトを使う
アンケートモニターを始める際には、さまざまな個人情報の登録が必要です。
情報漏洩や悪用などを未然に防ぐためにも、以下の2点を考慮してサイトを選びましょう。
信頼できる運営会社かどうかアンケートモニターサイトを運営している会社の公式ホームページを参考に、以下の点を確認しましょう。
①記載されている住所にきちんと存在しているか
GoogleMapなどを活用して確認しましょう。
記載の住所に存在しない場合は、ペーパーカンパニーである可能性も考えられます。
また、国税庁が運営する「法人番号公表サイト」を利用すれば、運営会社が法人としてきちんと登録されているか確認できます。
詐欺会社かどうか心配な方は、念には念を入れて調べてみるのも手ですよ。
②運営期間、会員数、アンケート数の多さ
運用期間が長く会員数が多いほど、利用者から支持されているサイトといえるでしょう。
大きなトラブルもなく、健全に運営している証拠になります。
また、アンケートモニターサイトは会社から依頼を受けてモニター案件を掲載しています。
アンケート数が多いということは、多くの会社から信頼を集めている運営会社といえます。
③株式上場している会社か
株式を上場していなくても信頼に値するサイトはあるでしょうが、上場の有無は社会的な信頼の目安になります。
上場している会社であれば、より安心して利用できますよ。
④日本マーケティング・リサーチ協会(JMRA)に入っているか
アンケートモニターは、マーケティング・リサーチという業種に分類されます。
JMRAは健全なマーケティング・リサーチ業の確立のため設立された協会。
入会するためには、他社の推薦や過去の売上報告などの一定条件をクリアする必要があります。
また、JMRAは個人情報に関する規定などさまざまなガイドラインを定め、会員への周知徹底に取り組んでいます。
そのため、サイトの運営会社が協会員であれば信頼できるサイトだと判断してもよいでしょう。
⑤個人情報の取り扱い方について規定を設けているか
過去には、アンケートモニター終了後、別の案件の勧誘に個人情報を使われてしまうケースがありました。
JMRAは、個人情報を本来の目的以外に利用しないよう規定しています。
個人情報の取り扱い方について、しっかりとした規定がある運営会社を選びましょう。
⑥サイトのセキュリティ対策は万全か
いくら運営会社が有名であっても、サイトのセキュリティ対策が甘ければ情報漏洩の危険性があります。
以下のポイントについても事前に確認しましょう。
⑦SSL(暗号化通信)を導入しているか
SSLはネット上の通信を暗号化するシステムで、第3者が簡単に情報を盗めないようになっています。
SSL導入の有無は、サイトのアドレスで簡単に見分けることが可能。
アドレスの冒頭が「https」で始まっていれば導入済み、「s」がなく「http」となっている場合は未導入です。
確認してみましょう。
⑧Pマーク(プライバシーマーク)を取得しているか
Pマークは、個人情報を適切に扱っている会社に与えられるマーク。
個人情報保護法を順守しているという証になります。
基本方針には「個人情報は本人の同意を得た利用目的のみに使用すること」と明記されています。
そのため、Pマーク取得しているサイトであれば個人情報をむやみに悪用される心配はないでしょう。
引用:https://www.jipdec.or.jp/project/pmark.html
注意点3|サイトごとに年齢制限が異なる!利用規約は確認必須
学生のお小遣い稼ぎとしても人気のアンケートモニターですが、サイトごとに利用できる年齢に制限がある点に注意しましょう。
例えば、業界大手の「リサーチパネル」は6歳から利用が可能です(16歳未満の場合は保護者の同意が必要)。
NTTドコモが運営する「dジョブスマホワーク」では18歳以上が条件となっています。
また、美容案件に特化した「ヴィーナスウォーカー」は20歳以上という年齢制限のほか、女性限定という決まりも。
サイトを選ぶ際は利用規約を確認し、自分の条件に合うサイトを選びましょう。
たくさん稼ぎたい!と思ったときの注意点2つ
まとまった金額を稼ぎたい!と思ってアンケートモニターを始める方もいるかもしれません。
でも、以下の2点には注意してくださいね。
注意点4|サイトに登録しすぎると大量にメールが届いてしまう
モニターできる案件の数を増やすためにも、基本的には複数のサイトへの登録がおすすめです。
しかし、たくさん稼ぎたいからと言ってあまりに多くのサイトに登録すると、手に負えないほど大量のアンケート紹介メールが届くことに…。
自分がアンケートモニターに割ける時間やこなせるアンケートの数を考慮しながら、登録するサイトの数を決めるとよいでしょう。
なかには、紹介メールの配信回数を設定できる(1日1回など)サイトもあるので、うまく活用しましょう。
どのサイトが良いか悩んだ場合は、この記事でおすすめしているアンケートモニターを検討してみてくださいね。
注意点5|短期間で大金を稼げる副業はない!甘い誘惑には決して乗らない
サイトや案件によって異なりますが、基本的にウェブアンケートの報酬相場は1件数円〜数十円。
月にして1,000円~5,000円ほどと言われています。
残念ながら、短期間で大金を稼げるような案件はありません。
そのため「楽に稼ぎたい」という利用者に漬け込んだ甘い話には注意が必要です。
「1日5分で月10万かせげる」などいかにも怪しい話は見抜けるかもしれませんが、「あなただけ」「今だけ」と特別感を演出されると弱い方もいるかもしれません。
特に、SNSを使ってアプローチしてくる案件には注意しましょう。
それでも「もう少し稼ぎたい!」という方は、ウェブアンケートよりも高単価の座談会や商品モニター、覆面調査などの案件に応募してみましょう。
人気の案件は当せん確率が低くなりますが、1回の参加で1万円ほど稼げることもありますよ。
獲得ポイントに関する注意点2つ
アンケートに答えて獲得するポイントについても、いくつか決まりがあります。
知らないままでいると損をしてしまうこともあるので、事前に下記の2点を確認しておきましょう。
注意点6|ポイントの有効期限に気を付けよう
ほとんどのアンケートモニターでは、獲得したポイントに有効期限が設定されています。
毎日スキマ時間を使ってコツコツためたポイントが、知らないうちに無効になっていたら悲しいですよね。
サイトによって有効期限は異なります。
登録情報を更新すると有効期間が延長されるサイトもあるので、必ず利用規約を確認しましょう。
注意点7|ポイントの交換先を確認しておこう
アンケートモニターでためたポイントは、主に以下の報酬と交換できます。
- 現金
- ギフト券
- 商品券
- 電子マネー
サイトによってラインナップは異なります。
現金に交換したいのに、ギフト券しか選択肢がなかったという場合は困ってしまいますよね。
自分がほしい報酬と交換できるかどうか、サイトに登録する前に確認しましょう。
なお、現金へ交換する場合は、振込先の銀行が指定されている場合があるので注意が必要です。
アンケートに回答するときの注意点3つ
アンケートモニターは誰でも簡単に取り組めますが、決して遊びではありません。
アンケートモニターの実態は、会社が自社製品・サービスの改良のために実施する「市場調査」です。
適当に答えていると回答無効、サイトの利用停止などのペナルティをうけることもあります。
以下の3点に注意しながら取り組みましょう。
注意点8|守秘義務を守る
アンケートモニターの中には、発売前の商品やサービスの情報を含んでいるものが多々あります。
そのため、アンケート対象の内容や質問文など、アンケートを通して知った情報を誰かに話したりSNSで発信したりすることは禁じられています。
商品をモニターする案件では商品の写真公開もNG、座談会の案件では参加したという事実さえ話してはいけないケースもあります。
守秘義務の期限が定められているケースもあるので、必ず守秘義務の内容について確認しましょう。
注意点9|ウソの情報を登録した場合はペナルティの対象になる
アンケートモニターでは、以下のような行為が禁止されています。
- 個人情報を偽って登録すること
- 重複してサイトに登録すること(同じサイトで2アカウント分登録すること)
- ウソをついてアンケート回答すること
アンケートモニターは市場調査の一環として実施されます。
利用者の意見を商品やサービスの改良に活用するため、正確な情報の提示が求められます。
そのため、虚偽内容の登録は一切認められていません。
場合によっては、以下のペナルティを受ける可能性があります。
- アンケートの配信停止
- サイトからの退会処分
アンケートに適当に回答するのもNG。
登録している個人情報とアンケートの回答に矛盾があると、アンケート依頼が無効となることがあるので注意しましょう。
引っ越しで住所が変わった、結婚して名字が変わったなど、個人情報に変更があった場合はなるべくはやく登録情報を更新しましょう。
注意点10|先着順のアンケートは機会を逃さない
アンケートには回答期限が設けられていますが、期限前であっても回答人数が上限に達すれば締め切られてしまいます。
特に、報酬ポイントが高いアンケートや、流行の商品を利用できる商品モニターなど人気が高い案件はすぐに回答が締め切られます。
新規アンケートが配信されたら手元のスマホにお知らせがくるように設定しておくと、機会を逃さずに済むのでおすすめです。
毎回モニターサイトを訪問するのが手間だという方は、スマホのアプリを使ってアンケートに回答できるサイトの利用も便利ですよ。
【厳選】おすすめのアンケートモニターサイト3選
アンケートモニターを利用する際の注意点について説明してきましたが、ここでは上記の内容を踏まえて、おすすめのアンケートモニターサイトを紹介します。
それぞれ特徴があるので、おすすめNo.1の「リサーチパネル」だけではなく複数サイトの利用を検討してみてください。
美容に興味があるなら「リサーチパネル」と「ヴィーナスウォーカー」、dポイントユーザーなら「リサーチパネル」と「dジョブスマホワーク」というように、それぞれの特長を踏まえて利用するとよいでしょう。
おすすめNo.1|リサーチパネル
「リサーチパネル」は業界大手のアンケートモニターサイト。
東証プライム市場に上場しているグループ会社が運営しているため、信頼性があります。
運用実績は17年、会員数も170万人以上で、多くの利用者に支持されています。
6歳から利用可能(16歳未満は保護者の同意が必要)なので、幅広い年代の方がアンケートモニターに取り組めますよ。
ポイントの交換先も豊富で、現金、電子マネー、ギフト券、マイレージ、仮想通貨、グルメ商品などに交換できます。
スキマ時間でコツコツこなせるウェブアンケートのほか、人気の商品をお得に試せる商品モニターも多数掲載されているので、自分のライフスタイルにあわせて利用できますよ。
おすすめNo.2|ヴィーナスウォーカー
「ヴィーナスウォーカー」は美容案件に特化したアンケートモニターサイト。
ウェブアンケートのほか、化粧品やサプリメントを試せる商品モニター、エステサロンのサービスを試せる覆面調査などが人気です。
案件を多く紹介してもらうためには説明会に参加する必要がありますが、電話で行われるためそれほど手間にはならないでしょう。
美容に興味がある方、美容にかかる費用を節約したい方におすすめです。
サイトの登録が女性限定である点だけ注意が必要です。
おすすめNo.3|dジョブスマホワーク
「dジョブスマホワーク」は、NTTドコモが運営するアンケートモニターサイトです。
獲得ポイントは現金かdポイントに交換可能。
1ポイント1円で使えるので、ポイントを無駄なく使えます。
普段からdポイントを使っている方には、使い勝手のよいサイトでしょう。
レストランなどを利用する外食モニターも案件が豊富で、首都圏はもちろん地方で利用できる案件も多数掲載されています。
注意点を守ってアンケートモニター生活を楽しもう!
今回は、アンケートモニターに関する注意点とおすすめのサイトを紹介しました。
コツコツポイントをためて好きな商品と交換できたり、気になるお店のサービスをお得に試せたり、アンケートモニターには多くの魅力があります。
記事で説明した注意点に気を付けて、アンケートモニターを楽しみましょう!