大学生が在宅副業で稼ぐならアンケートモニターもおすすめ!自宅でできるその他の仕事は?
更新日:2024年9月17日
学業やプライベートに忙しい大学生は、「在宅で稼ぎたい」と思うことも多いのではないでしょうか。
在宅での副業はさまざまなジャンルがありますが、スキル不要で気軽に取り組めるアンケートモニターもおすすめです。
今回は、大学生にできる副業をジャンル別に紹介します。
スキルを生かして稼ぐことはもちろん、スキマ時間を有効活用した副業もありますので、ぜひ参考にしてください。
大学生ができる在宅副業をジャンル別に紹介!
早速、大学生にできる在宅副業をジャンルごとに紹介します。
自宅で効率よく稼ぐ副業は、クラウドソーシングサイトをはじめとしたサービスを活用して見つけられます。
気になる副業があったら、ぜひ副業を探せるサービスについても詳しく知り、応募してみてください。
アンケートモニター
アンケートモニターは、モニターサイトに登録してアンケートに回答し、謝礼で稼ぐ副業です。
モニターサイトによって対象年齢や性別は異なりますが、大学生が登録できるサイトは多くあります。
また、スマホから回答できるアンケートも多く、専用アプリで効率よく取り組めます。
報酬は1件あたり数円から数十円と安価ですが、登録者数の多い人気サイトはコンスタントにアンケートが送られてくるので、コツコツ答えていけば副業として成り立ちます。
通常アンケートのほか、商品モニターや日記アンケート、座談会、オンラインインタビューなど、1件あたりの報酬が数百円から数千円のアンケートを取り扱うサイトも多く、当選すれば一気に高額報酬を受け取れるのも魅力です。
アンケートモニターのおすすめサイトは、業界大手のリサーチパネルです。
案件数が豊富なことはもちろん、親会社は東証一部上場企業である株式会社クロス・マーケティンググループなので、安全性や信頼性も高いといえます。
年齢を問わずスキマ時間の副業として活用している人も多く、稼いだポイントは現金のほか、金券にも交換可能です。
教育関連
大学生ができる教育関連の在宅副業には、以下のようなものがあります。
- オンライン講師
- オンライン家庭教師
- 採点、添削
- 翻訳
講師は塾や生徒の自宅に出向く「対面型」が主流でしたが、最近はオンラインで授業を受けられるスタイルを導入するケースも増えています。
教育学部に通う大学生はもちろん、国立や有名私大に通う大学生も、受験勉強で身につけた学力や勉強方法を生かして働けるのが魅力です。
模試や通信講座の答案の採点・添削も、在宅で募集していることが多い仕事の1つです。
最近は郵送だけでなく、インターネットで答案を送り、パソコンやタブレットで採点や書き込みを行うものもあります。
解答が合っているかをチェックするだけのものなら応募条件は非常に厳しくありませんが、「なぜ間違えたか」「どのように解くとよいのか」を書き込むタイプの採点は審査がやや厳しく、学力に加えて字のきれいさも採用時の判断材料となります。
翻訳の在宅副業は、外国語の音声や文章をわかりやすい日本語に直す仕事で、単価が高いのが魅力です。
日本語から外国語、外国語からほかの外国語に翻訳するような仕事もあります。
オンライン塾講師・家庭教師や採点・添削は、運営会社のサイトで求人を出しているケースが多いです。
また、さまざまなレッスンの講師と受講者をつなぐストアカでも、英会話や学校の勉強など、子ども向けの講師を探している人がいるので、登録すると副業の幅が広がるかもしれません。
翻訳も企業の公式サイトで募集していることがありますが、最近はランサーズやクラウドワークスなど、クラウドソーシングサイトを介したスタイルが主流だといえます。
Web関連
時代の流れとともに、デスクワークのメインはパソコンとなり、私たちの情報収集源も、紙媒体からデジタルへと徐々に移行しています。
そのなかで増えているのが、Web関連の副業です。
主なWeb関連の副業には、以下のようなものがあります。
- データ入力
- 文字起こし
- SNS運用
- ライター
- プログラミング
渡されたデータを打ち込むデータ入力は、単純作業系で特別なスキルが要らないのが特徴です。
報酬が非常に高いわけではありませんが、依頼されるデータ量が多く、ある程度まとめて稼ぐことができます。
音声データを聞いて書き起こしていく文字起こしも、タイピングができれば特別なスキルは要りません。
何度も聞き直さないとわからない、わかりやすい文章にまとめるのが難しいなどの理由から、慣れるまでは作業に時間がかかるかもしれませんが、慣れていけばタイピングスピードも上がり、効率的に作業ができます。
X(旧Twitter)やInstagramなど、SNSを運用した商品や店舗のPRも、組織内にできる人がいないと運用代行を募集することがあり、日頃からSNSを活用している人なら、持っているスキルを生かして稼げます。
インターネット上にある文章を作成するWebライターは、数年前まで初心者でも始めやすい副業の1つでしたが、最近は「簡単な文章ならAIに任せる」という企業も増えており、一時期と比べると募集案件が減っていたり、採用条件が厳しくなっていたりします。
初心者でも応募できる案件からスタートしてスキルアップすれば、大学生が在宅副業で大きく稼げる可能性がありますし、身につけた文章力やタイピング力をレポートや論文に生かせるのでおすすめです。
情報系の学部で学んでいる大学生は、プログラミングの在宅副業でさらなるスキルアップを目指すのもよいでしょう。
Web関連の副業に応募できるサービスは多く、前述のランサーズやクラウドワークスのほか、ママワークスでもさまざまな案件を探せます。
慣れてきたら、ココナラやタイムチケットで自身のスキルに価格をつけて出品してみるのもよいでしょう。
デザイン関連
Webを活用したデザイン系のスキルがある大学生は、以下のような内容でクリエイティブな在宅副業で稼ぎながら、将来に生きる力を磨けます。
- Webデザイン
- イラスト・ロゴ制作
- 画像加工
- 動画編集
クライアントが理想とするWebサイト制作を実施するWebデザインの仕事内容はさまざまですが、大学生の在宅副業の場合は、誤字などのチェックや文字入れ、写真のサイズや明るさ調整など、簡単なところからスタートするケースが多いです。
イラストやロゴなどの制作は、企業から案件として依頼を受けるものもありますが、最近は個人での使用目的で作成依頼をする人も増えているので、スキルがあれば仕事の幅がどんどん広がります。
SNSや動画コンテンツへの投稿目的での依頼だけでなく、イベントで使用する画像や動画の作成を外注する人も少なくないので、加工や編集が得意な人は、スキルをお金に変えるチャンスです。
デザイン関連の在宅副業のなかには、パソコンだけでなくPhotoshopやillustratorなどの専用ソフトを持っていることが応募条件に含まれるものも多くあります。
Webデザインはクラウドソーシングサイトなどから案件を探せますが、イラストや動画編集はココナラでの出品に加え、SNSの積極的な活用が依頼獲得につながりやすいです。
また、さまざまな商品を出品できるBASEでもイラスト販売ができるので、SNSと連携させてみるのもよいでしょう。
サポート関連
運営サポートからお客様サポートまで、在宅でできるサポート関連の副業もあります。
- ネットショップ運営サポート
- テレアポ
- コールセンター
- メール・チャットオペレーター
ネットショップの運営には、商品登録だけでなく、在庫や受注の管理、伝票作成などの事務作業が伴います。
これらの業務をサポートする仕事も、在宅副業として人気です。
作業内容によって、事務職やネットショップ運営などのスキルが身につき、将来に役立ちます。
お客様サポート系の副業は、電話と入力の大きく2つにわかれます。
電話を使った副業には、架電して商品やサービスを紹介し、訪問・商談のアポイントを取るテレアポや、お客様センターにかかってきた相談や質問の電話に対応するコールセンターがあります。
電話を使った在宅副業は、人と話すことでコミュニケーション能力やビジネスで必要な敬語、話し方の習得が可能です。
入力によるサポートは、メールやチャットで行います。
契約内容の確認や商品に関する問い合わせに、メールやチャットで対応し、問題を解決します。
特にチャットはリアルタイムでの返答が求められるため、タイピング速度の向上が期待できます。
また、副業を続けるうちに、お客様に向けた正しい文章を学べるのもメリットです。
サポート関連の在宅副業は、ランサーズやクラウドワークス、ママワークスなどで募集が多く見られるので、興味がある人は会員登録して探してみるとよいでしょう。
軽作業・ハンドメイド関連
最近の「在宅」での仕事というと、パソコンやネット環境が欠かせないイメージですが、古くからある軽作業の「内職」ができる人材を募集している企業もあります。
また、手先が器用な人は、自分で作ったアクセサリーや小物などを販売して稼ぐことも可能です。
- シール貼り
- 部品取り付け・検品
- 商品封入
- アクセサリー・小物製作
シール貼りなどの軽作業は、作業工程が決まっているのでスキル不要で取り組め、単純作業が好きな人や地道にコツコツ作業したい人に向いています。
軽作業は誰でも始めやすい在宅副業ですが、集中力や根気が続かない、自宅内に大量の商品を置いておくのが難しいという人は、よく検討したほうがよいでしょう。
ものづくりが好きという大学生は、ハンドメイド作品を販売するのもおすすめです。
自身のアイデアでデザインしたものを販売するだけでなく、購入者の要望に沿った作品が作れると、より多くの商品を販売できます。
軽作業の在宅副業を探す場合は、企業のサイトや近くの工場の張り紙などをチェックすると見つけやすいです。
ハンドメイド作品は、minneやBASEのような販売サイトに登録・出品すると多くの人の目に留まり、購入してもらえる確率が上がります。
在宅副業のメリット
大学生がお金を稼ぐ方法は、出勤型のアルバイトが主流だといえます。
従来の方法ではなく在宅での副業を選択することで、どのようなメリットがあるのでしょうか。
シフトに縛られずに働ける
飲食店などのアルバイトはシフトを作成して交代でお店を回すため、決められたシフトの日には、やむを得ない事情がない限りは出勤しなければなりません。
在宅副業はシフト制ではないものが多く、自由な働き方ができます。
オンライン塾講師や家庭教師、オペレーターなど、ある程度時間が決まっているものもありますが、成果報酬制の案件は「納期さえ守れば作業時間・ペースは自由」というスタイルが基本です。
大学が休みの日にまとめて作業をしたり、学校の後に作業をして休日は自由に過ごしたりと、学業やプライベートの両立もしやすいでしょう。
スキマ時間を有効活用できる
大学生の時間割は月曜から金曜までみっちり入っているわけではないので、「講義と講義のあいだの空き時間」が生じることもあります。
また、学校や自宅とアルバイト先の移動時間も短縮でき、スキマ時間を活用して稼げるのも、在宅副業のメリットです。
パソコンやスマホ、タブレットなどがあれば「1時間だけ作業をしよう」と、少しでも案件を進められ、ネット環境や作業のための道具があれば、自宅だけでなく好きな場所で作業できるのも、在宅副業の魅力。
特にリサーチパネルのようなアンケートモニターは、スマホと数分のスキマ時間があれば1件でもアンケートに回答できるので、電車やバスに乗っているときなど、「ちょっとした時間も無駄にしたくない」という人におすすめです。
ただし、軽作業やハンドメイドのように道具や広めのスペースがないと作業できないものや、講師・オペレーター系のように時間や環境(周囲が静かで声を出してもよい)の制約があるものは、少しの空き時間にはできないこともあるので注意しましょう。
1人で作業できる
店舗や事務所など、複数人で行うアルバイトでは、周囲の人とコミュニケーションが欠かせません。
そのなかで身につくスキルや楽しさもありますが、なかには「人間関係を築くのが得意ではない」という人もいるでしょう。
在宅副業は1人での作業なので、人間関係に気を遣ったり悩んだりせず作業に没頭できます。
与えられた仕事に集中して取り組みたい、1人でいる時間が好きという人は、在宅副業に向いています。
スキルアップしたいジャンルを選んで稼げる
在宅でできる副業の幅は年々広がっており、社会人や主婦だけでなく、学生も取り組めるものが多くあります。
現在、大学で学んでいる内容や、いま持っていてさらに磨きたいスキルがある場合は、持っている力を生かして稼げるのもよい点だといえます。
いまはスキルがないジャンルでも、「初心者歓迎」の案件から始めれば、徐々にスキルアップして経験や実績を作ることも可能です。
在宅副業で磨いたスキルは就職活動で有利になることもあるので、クラウドソーシングサイトなどを活用して挑戦していくとよいでしょう。
スキルがなくてもできる作業も多い
「すぐに生かせるスキルがない」「特に挑戦したいジャンルがない」という大学生にも取り組みやすい案件が多くあるのも、在宅副業の特徴です。
データ入力やお客様サービス関連の仕事、軽作業などは、初心者でも始めやすい内容になっています。
また、比較的単純な作業だからといって「得られるものはお金だけ」というわけではなく、タイピング速度がアップする、コミュニケーション能力や文章力が磨かれる、集中力を養えるなど、副業で稼ぐなかで社会に出たときに使える力も自然に身につきます。
在宅副業のデメリット
大学生が在宅副業で稼ぐ前には、メリットだけでなくデメリットも知っておく必要があります。
シフト制のアルバイトにはない魅力も多い在宅副業ですが、人によっては「在宅」という環境が合わない、コンスタントに稼ぎにくいということもあるので、注意しましょう。
スケジュール管理を自分で行う必要がある
自由な働き方が魅力の在宅副業ですが、納期に向けた稼働スケジュールを自分で決め、その通りに動かなければならないのは、簡単なようで意外と大変です。
たとえば、「明日は1日作業をしよう」と思っていたのに急な予定が入ってしまい、「まだ納期に余裕があるから」とプライベートを優先してしまうと、後日しわ寄せが来ます。
納期に間に合えば問題ありませんが、作業を後回しにしてしまうと、体調を崩して動けない、提出期限の短い課題が出たなど、思ったように作業が進まず、納期を守れないということにもなりかねません。
また、「やるぞ」と思っていても、誰も見ていない環境ではついつい集中力が途切れてしまい、作業とは違うことに目が向いてしまうこともあります。
さまざまな事情で納期が守れないと、クライアントからの評価が下がり仕事がもらえなくなるので、注意が必要です。
新しい出会いがない
1人で行う在宅副業では、他者との新しい出会いに恵まれないのがデメリットです。
大学生は、学内はもちろんアルバイトやインカレサークルなど、学外活動で交友関係の輪を広げていくことも多いですが、在宅副業を選択すると「出会いの場」が1つ減ってしまいます。
「1人で作業をしたい」「お金を稼ぐ場に出会いを求めていない」という場合は問題ないでしょうが、「学生のうちにたくさん友達を作りたい!」と思っている人は、1人作業に物足りなさを感じるかもしれません。
依頼が不定期で収入が安定しにくい
シフト制のアルバイトは出勤日や時間がある程度決まっており、希望した額を毎月安定して稼げます。
しかし、在宅副業は依頼が不定期なので毎月決まった額を稼ぐのが難しく、クライアントの都合で突然取り引きが終了になるケースも珍しくないので、急に収入がゼロになってしまう可能性もあります。
また、ハンドメイドのように製作費用がかかる在宅副業は、受注生産なら確実に利益が出ますが、「作ったものをとりあえず出品」というスタイルだと、材料費ばかりかかって収入が得られず、赤字になることも・・・。
「はじめから安定して稼ぎたい」「急に収入がなくなると困る」という人は、まずアルバイトから始め、時間に余裕ができたら在宅副業にも少しずつ挑戦していくと、収入面での不安を軽減できます。
大きく稼げない仕事もある
シフト制のアルバイトは、勤務時間中の忙しさや仕事量に関わらず、時給は固定です。
在宅副業は「暇でも給料が出る」ということはありませんが、スキルが高い人や案件を多く獲得している人は、頑張りが報酬に反映されるのがよいところだといえます。
しかし、単価が低い案件のように、コツコツ取り組んでも大きな収入につながらないものもあります。
データ入力や軽作業、アンケートモニターなどは特別なスキルがなくても始めやすく、簡単な作業ならではのよさも多くあるものの、作業量によっては毎月の報酬が少なくなるかもしれません。
これらも作業量を増やしたり、高額報酬の案件に取り組んだりすれば、副業として成り立ちますが、「1つのジャンルで大きく稼ぎたい」と思う場合は、スキルを生かしてできる単価の高い案件を探すようにしましょう。
大学生が在宅副業で稼ぐためのポイント
メリット・デメリットを踏まえて「在宅副業でできるだけ稼ぎたい」と思ったら、どのように取り組んでいけばよいのでしょうか。
大学生が稼ぐための4つのポイントを解説します。
積極的に挑戦する
「自分にできるだろうか」「どれが稼げるだろうか」と迷っていても時間ばかりが過ぎてしまうので、まずは興味のある内容に積極的に挑戦してみましょう。
クラウドソーシングサイトには「初心者歓迎」の案件も多くあるので、条件を満たしていたらぜひ応募してみてください。
すでにスキルや制作物がある場合は、ココナラやminne、BASEなどに出品してみるのもよいでしょう。
ただし、応募や出品は、すぐに契約や購入につながらない可能性もありますので、すぐに始められるリサーチパネルのようなアンケートモニターに会員登録しておくのもおすすめです。
契約内容をきちんと確認する
いろいろな案件を見て応募してみることは大切ですが、実際に依頼をもらう前には、契約内容をしっかりと確認しましょう。
時給制なのか案件単価制なのかといった収入面をはじめ、具体的な作業内容、依頼ペースや納期、連絡方法なども、仕事をスタートする前に把握しておくと安心です。
求人には「簡単な作業!」「高収入で効率よく稼げる」など、多くの人が興味を引くようなワードを並べていても、始めてみたら報酬に見合わない膨大な作業量だった、提示されている金額は報酬がアップした場合だといわれた、という失敗談も少なくありません。
「研修費」「教材費」と称してお金を徴収しようとする、納品したら突然連絡が取れなくなって報酬がもらえないなど、さらにひどいケースに当たる可能性もあるので、事前確認は怠らないようにしましょう。
取り引きにおけるトラブルを回避するなら、大手クラウドソーシングサイトを介してのやり取りがおすすめです。
ランサーズやクラウドワークスは、受注者だけでなく発注者側の評価も見られるので、評価が低い、少ないユーザーの案件を選ばないようにするなどの対策ができます。
また、ママワークスは採用されると掲載企業と直接やり取りをする形式で、多くの企業が業務委託などの契約書を用意しているので安心です。
SNSでの在宅副業は、クラウドソーシングサイトと比べると好条件を提示した詐欺まがいのものも多いので、注意しましょう。
ビジネスマナーを学んでおく
在宅副業は、「個人対企業」でのやり取りが求められるジャンルも多いので、始める前に最低限のビジネスマナーを身につけておきましょう。
オンライン会議ツールを使ったコミュニケーションを取る場合もありますが、オンラインで完結する在宅副業は、文面でのやり取りが基本です。
返信は時間を空けすぎずできるだけ早くすること、正しい敬語を使うことなどを心がけ、気持ちのよいやり取りができるようにしましょう。
制作物を出品するような個人間のやり取りでも、相手は「お金を払って購入してくださるお客様」だということを忘れてはいけません。
顔が見えないからと連絡や内容をおろそかにしないで、納品が完了するまで誠意を持って対応してください。
スケジュール・健康管理はしっかりと
「納期を守る」のもビジネスの基本ですので、スケジュール管理をしっかりとすることも重要です。
自由度が高いのは在宅副業のメリットですが、プライベートを優先しすぎず計画的に作業を進めましょう。
また、コンスタントに稼ぐためには健康管理も欠かせません。
「たくさん稼ぎたいから」といろいろな案件を請け負い、睡眠時間を削るなどして作業をすると、体調を崩してしまうかもしれません。
もちろん、始めから大きく稼げる人もいますが、在宅副業は慣れて安定的に稼げるまでに時間がかかる人も多くいます。
焦って稼ごうとしないこと、そして大学生の本分である学業に支障がでないようにすることにも注意しましょう。
大学生の在宅副業を探す際の注意点
自分に合った在宅副業で稼ぐためには、副業の探し方にも注目しましょう。
最後に、大学生が在宅副業を探すときに注意したい5点を紹介します。
安全性が高いサイト・案件を選ぶ
危険なサイトや案件を選んでしまうと、在宅副業で稼ぐつもりがお金をだまし取られたり、個人情報を搾取されたりしてしまいます。
アンケートモニターやクラウドソーシングサイトなど、さまざまなサービスを利用する前には、サイトを運営する企業や運営実績、会員数などを確認しましょう。
また、前述の通り、案件も提示されているものと実際の作業内容が異なる場合もあるので、契約に至る前に質問をして、不安を解消しておくことが大切です。
初期費用がかかる案件は内容をよく確認!
「Webデザイン講座を受講してください」「この書籍を購入してください」など、作業者にお金を払わせるような案件は、内容をよく確認してください。
お金を払わせたら、「あなたのレベルに合った案件が発生したら、改めてお声がけします」などといわれ、そのまま連絡が来ないというケースもあります。
以下のような場合を除き、在宅副業の多くはサービスへの会員登録をはじめとした初期費用はかかりません。
- 商品モニターに当選し、商品代金を立て替える
- デザイン関連の作業に必要なPhotoshopやillustratorを購入する
- ハンドメイド作品のための材料を購入する
- ライティングやデータ入力作業のためにノートパソコンを購入する など
商品モニターを除いては、作業に必要なものを自分の意思で購入することがわかるでしょう。
例外もあるものの、発注者からの「お金を払ってください」は要注意です。
高額報酬案件に注意する
初心者でも、より条件のよい案件を探したいところですが、報酬が高額すぎる案件には注意が必要です。
たとえばライターの場合、初心者の文字単価は0.3〜0.5円程度で、記事単価制の場合なら「3,000文字程度の記事を900円〜1,500円」なら、相場くらいだといえます。
どのジャンルにもスキルや経験に合った報酬の相場があるので、挑戦したいジャンルの単価目安は事前に確認しましょう。
そのうえで、高額すぎる案件は「本当に支払ってくれるのか」「初心者向けの内容なのか」などをよく考えたうえで応募してください。
将来につながる内容を探すのも◎
大学生の在宅副業は、まず挑戦するのが収入を得るための一歩ですが、慣れてきたら将来につながるものを選ぶのもおすすめです。
前述の通り、入力や軽作業のような比較的単純な作業も、続けるなかで磨ける力はありますが、現在大学で学んでいる内容や将来就きたい職業を考え、スキルアップできるジャンルを選ぶと、より多くの力が身につきます。
在宅副業を考えるなかで行う自己分析も就職に向けて役立ちますので、ぜひ「どんな仕事をしたいか」「そのために何をするべきか」などを、じっくりと考えてみてください。
確定申告についても事前にチェック!
アルバイトでも副業でも、稼いだ額によっては確定申告が必要なケースもあるため、在宅副業を始める前に確認しましょう。
確定申告が必要なのは、所得が48万円を超える場合です。
アルバイトの場合は「給与収入」から「給与所得控除」である55万円を引いた額が48万円以下、つまり年間103万円を超えなければ、確定申告は不要です。
在宅副業は「その他の所得」に該当するので、「収入」から「経費」を引いた額が48万円を超えるかどうかが境界線となります。
また、48万円を超えると親の扶養からも外れてしまい、住民税や所得税、社会保険料などを支払わなければいけなくなるため、大きく稼ぎたい場合は家族にも相談しておくとよいでしょう。
まとめ
今回は、大学生にもできる在宅副業のジャンルや、在宅で稼ぐメリット・デメリットなどを紹介しました!
自宅で、1人で取り組める在宅副業には、快適な環境で作業できることはもちろん、学業やプライベートとの両立で、大学生の限られた時間を有効活用できます。
また、スキルがなくても取り組めるものからスキルを生かした内容まで、さまざまなジャンルから興味のあるものを選べるのも魅力です。
しかし、スケジュールや体調の管理をしっかりしないと、安定した収入につながらないこともあります。
サービスや案件を見極めないと、詐欺や個人情報漏洩などの被害に遭うこともあるため、注意が必要です。
豊富なジャンルから最適な在宅副業を選ぶのに迷ったら、まずはすぐに始められるアンケートモニターに登録し、コツコツ稼ぎながら自分に合った案件を探すのもよいでしょう。
在宅副業のメリットを実感しながら楽しく稼ぐなかで、自身のスキルもより一層磨いていけるとよいですね。
気軽に始めてみたいなら、アンケートモニターからやってみてください。