パソコンで副業。初心者が在宅でも簡単にできるおすすめ10選教えます。
更新日:2023年12月25日
政府の働き方改革を受け副業を解禁した企業が増えたことから、収入アップやスキルアップを目的に副業に取り組む方が増えています。
中でも、パソコン1台でできる副業は手軽に始められるため人気を集めています。
しかし、数多くのジャンルがあって自分にどんな副業が合うのかわからない人もいるのではないでしょうか。
この記事では、おすすめの副業10選、パソコンで副業するメリット、副業の選び方と注意点について説明します。
パソコンでできる副業を探している方は、ぜひ参考にしてください。
スキルなしでも始められる副業3つ
ここでは、特別なスキルがなくても始められる副業を3つ紹介します。
- アンケートモニター
- データ入力
- 文字起こし
スキマ時間を活用したいなら「アンケートモニター」
アンケートモニターとは、モニターサイトに掲載されている企業のアンケートに回答して報酬を得るシステムです。
特別なスキルが不要で、ちょっとしたスキマ時間を使って手軽に始められるのが大きな魅力。
主婦や学生、社会人など幅広い層に人気の副業です。
報酬は現金のほか各種ポイントにも交換でき、選択肢が多様。
ただし、アンケート回答は報酬が低めなので、まとまった額を稼ぐのはなかなか大変です。
慣れてきたら覆面調査や商品モニターなど、報酬額の高い案件にもチャレンジしてみましょう。
ここでは、アンケートモニターサイトをおすすめ順に6社紹介します。%
おすすめ1位「リサーチパネル」
リサーチパネルは業界大手のモニターサイト。
株式上場しているグループ会社が運営しているので、信頼性の高いサイトです。
リサーチパネルではアンケートが頻繁に届くため、スキマ時間を活用してどんどんポイントをためられますよ。
商品モニターでは食品やサプリメントなどの有名な商品をお得に試せるので、楽しみながら副業ができます。
おすすめ2位「dジョブスマホワーク」
dジョブスマホワークは、dポイントユーザー必見のモニターサイトです。
NTTドコモが運営しており、個人情報などのセキュリティ対策もばっちり。
謝礼は現金かdポイントで受け取れます。
アンケートのほか、レストランやヘアサロンなどを利用する覆面調査案件も多数掲載されています。
おすすめ3位「ヴィーナスウォーカー」
ヴィーナスウォーカーは、美容関連の案件に特化しているモニターサイトです。
会員は女性限定で、現在20〜30代の女性が活躍しています。
化粧品や健康食品、エステサロンを無料~格安価格でお得に試せるので、美容好きの女性におすすめですよ。
おすすめ4位「マクロミル」
世界13カ国以上に拠点を持つ大手企業マクロミルが運営するモニターサイトです。
ポイント交換の手数料が無料だったり、初回は通常より少ないポイントでも交換できたりと、初心者でも始めやすい体制が整っています。
スマホアプリからもアンケートに回答できるので、外出先でもスキマ時間をうまく活用できますよ。
おすすめ5位「オピニオンワールド」
オピニオンワールドは、アメリカの大手調査会社が運営しているモニターサイトです。
国内企業が実施するアンケートに比べ単価が圧倒的に高いのが特徴。
ポイントをためても現金への換金はできないので、自分が希望する報酬があるかを事前に確認してから利用しましょう。
おすすめ6位「鈴鹿ポイントゲッターズ」
三重県に本拠地をおくサッカークラブチーム「鈴鹿ポイントゲッターズ」が運営するモニターサイトです。
電話説明会に参加すれば各種モニターに参加できます。
サプリや健康食品を試せたり、エステやヨガを体験できたり、さまざまな案件に挑戦できますよ。
コツコツ作業が得意な方におすすめ「データ入力」
データ入力は、指定されたデータをパソコンでひたすら打ち込んでいく仕事です。
基本的なタイピング操作ができ、Word・Excelが使えればOK。
募集案件が多く、未経験者でも始めやすい点がメリットです。
しかし、単価が1文字0.1円〜1円と安いので、ある程度の金額を稼ぐには数をこなす必要があります。
タイピングの正確性やスピードの向上が収入アップの鍵といえるでしょう。
タイピングが得意なら「文字起こし」
文字起こしは、会議やインタビュー、セミナーなどの音声データを文字に起こす仕事です。
音声60分につき5,000円程度が相場ですが、慣れている人でも3時間以上はかかるといわれています。
内容によっては専門用語が出てくるため、専門知識が必要になる場合も。
データ入力と同様に、タイピングスキルの向上に伴い収入アップを目指せるでしょう。
初心者でも経験を積み重ねて収入アップを目指せる副業3つ
ここでは、経験していくうちに収入アップを期待できる副業を紹介します。
初心者から始める方も多いので、ぜひチェックしてみてください。
- ウェブライティング
- アフィリエイト
- ウェブデザイナー
本業に生かせる文章力も身につく「ウェブライティング」
ウェブライティングは、サイトやブログに掲載する記事を執筆する仕事です。
記事の執筆に必要なノウハウは参考書やSNS、動画配信からでも学べるので初心者でも取り組みやすいでしょう。
初心者は単価が低く、1文字あたり0.5〜1円スタートが多い傾向にありますが、得意なジャンルを見つけて経験を重ねていけば徐々に高単価案件を獲得できますよ。
文章を構成する力や言葉の使い方など、本業や実生活でも生かせるスキルも身に付きます。
長期的な収入を目指すなら「アフィリエイト」
アフィリエイトとは、インターネットを介した広告宣伝のひとつ。
ブログなどで企業の商品やサービスを紹介し、閲覧者が購入や申し込みをするとブログ運営者に報酬が支払われるシステムです。
特別なスキルや初期費用もなく始められますが、月数千円の報酬を得るまでに数カ月はかかるため、根気よく続けていくことが大切。
ブログの訪問者が増えれば収入につながる可能性があるので、SNSを併用して集客アップに取り組むなどの対策も必要です。
フリーランス転職にも生かせる「ウェブデザイナー」
ウェブデザイナーはその名のとおり、ウェブサイトをデザインする仕事です。
バナーやロゴの作成など簡単なものから、サイト全体を制作するようなものまで、案件内容はさまざま。
料金相場は、バナーやロゴの作成では約5,000円~、サイト制作では5万円~といわれています。
参考書や学習サイト、スクールもあるので、自分のペースに合わせてレベルアップが可能です。
ウェブデザイナーの知識や経験はウェブ業界のさまざまな職種で応用が可能なので、フリーランスへの転職にも向いている副業といえます。
好きなことやこれまでの経験を味方にできる副業2つ
今の自分にできることを仕事にできたら、副業を始めやすいですよね。
ここでは、趣味やこれまでの経験を生かせる副業を紹介します。
- スキル販売
- セミナー講師
好きで続けていた趣味を副業にする「スキル販売」
専門的な知識や資格がなくても、自分の趣味を商品やサービスとして販売できます。
スキル販売で利用するサイトやアプリは無料で登録できるものが多くあります。
ハンドメイド、イラスト作成、写真、作曲・編曲、動画編集、占い、悩み相談など、出品できるジャンルは幅広いので、自分にできることを洗い出してみましょう。
出品価格は自分で決める必要があるため、ニーズの見極めが大切です。
これまでの経験を生かして稼ぐ「セミナー講師」
講師と生徒をつなぐマッチングサイトを使えば、簡単にセミナー講師を始められます。
もちろん専門資格やスキルを生かした講師も多数いますが、仕事や趣味などこれまでの経験を生かせれば誰でも講師になれる可能性があります。
例えば、ビジネス系であれば就職アドバイスや履歴書の添削など。
子育て系であれば、絵本の読み聞かせのコツ、ベビーマッサージのやり方、お受験アドバイスなどです。
時間単価が比較的高いのも魅力(1回3,000円〜)。
ただし、講師として登録する際には本名や顔写真が必要になる場合が多いので、身元や顔バレには注意が必要です。
ほかの副業と組み合わせて相乗効果を狙える副業2つ
副業にはさまざまな種類があるので、それぞれのメリットを組み合わせれば相乗効果を狙える可能性があります。
ここでは、ほかの副業と一緒に実行しやすい副業を紹介します。
- 不用品の販売
- つみたてNISA
家の整理整頓もできて一石二鳥「不用品の販売」
フリマアプリなどを活用すれば、家にある不用品がお金に変わります。
ブランドショップの紙袋、昔ハマっていたアイドルのグッズ、買ったけど使わなかった服や化粧品など、こんなものも売れるの?と思うものでも売れる可能性があります。
出品した直後に売れることもあるので、早めに収入がほしい方は取り組む価値があるでしょう。
ただし、販売が禁止されているものもあるので、必ず事前に規約を確認しましょう。
将来を見据えてコツコツ取り組む「新NISA」
副業のカテゴリーからは少しずれますが、将来の資産形成方法として国が推奨している制度なので知っておいて損はありません。
新NISA(少額投資非課税制度)とは、2024年1月から始まる個人投資家のための税制優遇制度です。
投資信託などの金融商品を購入すると、運用によって得られた収益を配当として受け取れます。
通常、配当は課税対象となり各種税金が引かれますが、NISA制度を利用すれば非課税になり、税金分がお得になりますよ。
これまでのNISAでは大きく分けて「つみたてNISA」と「一般NISA」があり非課税期間に制限がありましたが、2024年1月からは「つみたて投資枠」と「成長投資枠」となり非課税期間も無期限になります。
ほかにも、2つの枠を併用できたり、1年間で投資できる金額上限が増額となったりと、これまでよりも活用しやすい制度に生まれ変わります。
ただし、国が推奨しているからといって必ず利益がでると保証されているわけではありません。
メリット・デメリットを知ったうえで利用しましょう。
パソコンで副業するメリット4つ
パソコンでできる副業には、対面での仕事や体力仕事とは違ったメリットがあります。
注目すべきは以下の4つです。
働く時間と場所を自分で選べる
パソコンで副業する最大のメリットは、働く時間と場所が自由なことでしょう。
いくら副業を始めたいと言っても、本業をおろそかにはできませんよね。
パソコンを使った副業であれば、本業以外の時間を有効活用できます。
家事や育児のスキマ時間を使いたい主婦、授業がない時間帯を活用したい大学生、通勤時間を活用したいサラリーマン、勤務時間がバラバラな看護師といったさまざまな立場の方が取り組めますよ。
また、パソコンとネット環境があれば良いので、働く場所を選べるのも大きなメリットです。
普段は在宅で作業し、たまに気分転換でカフェを利用することも可能です。
アンケートモニターなど、スマホを使ってできる副業であればさらに自由度は上がりますよ。
精神面・肉体面でのストレスが少ない
精神面や肉体面におけるストレスが少ないことも、パソコンで副業する大きなメリットです。
組織に属して働いた経験がある方は、一度は人間関係に頭を悩ませたことがあるでしょう。
パソコンの副業形態としては「業務委託」が多く、組織に属すわけではないので、上司や同僚、部下といったような人間関係がありません。
動画編集やライティングなど、副業の内容によってクライアントとのやりとりが必要な場合もありますが、業務に必要な内容の連絡がメインです。
そのため、人間関係のストレスから解放されるメリットがあります。
また、パソコンの副業では勤務時間など就業規則にあたるものがないため、作業時間を自由に調整できます。
「本業が繁忙期で疲れたから今週の副業は少なめにする」など、疲労度合いを考慮して作業時間を決めることも可能です。
初期費用を抑えられる
一般的に就職活動をする場合には、スーツ一式、履歴書、面接地までの交通費など、お金がかかりますよね。
しかし、パソコンの副業を始める際にはパソコンやスマホ、ネット環境があればよいので、特になにかを買い足したりせずとも始められる方も多いはず。
動画編集用のソフトや高性能のパソコンなど、副業によっては費用がかかる場合もありますが、アンケートモニターやデータ入力などは誰でも気軽に始められます。
本業の収入アップや転職につながる場合も
本業の職務内容にリンクする副業を選べば、副業のスキルアップが本業の収入アップにつながる可能性もあります。
副業を選ぶ前に本業で求められるスキルや昇給条件などを確認しておくとよいでしょう。
また、副業として経験を積んで実績を残すことで、有利に転職活動を進められる場合もあります。
例えば、ウェブライティングであれば文章力や構成力を高められます。
企画書や報告書が多い職場ですぐに生かせるスキルであると同時に、実績を積めばフリーランスとしての活動にも生かせるでしょう。
パソコンでできる副業を選ぶポイント5つ
パソコンでできる副業を紹介してきましたが、手あたり次第に始めるのではなく、自分の中で軸を持って選ぶことが大切です。
ここでは、副業を選ぶポイントについて紹介します。
副業を始める目的を明確にする
誰でも簡単に始められるものから専門スキルが求められるものまで、副業のジャンルはさまざまです。
- 「なるべく早めに収入がほしい」
- 「まずは簡単な副業から取り組みたい」
- 「将来フリーランスになるためにスキルアップしたい」
など、副業に取り組む目的によって選択肢は変わってくるので、まずは自分が副業を始める目的を明確にしましょう。
副業に使える時間から選ぶ
副業を選ぶ際は、副業に使える時間がどれくらいあるかで選ぶのもひとつの方法です。
家事や仕事のスキマ時間を活用したいなら、断然アンケートモニターがおすすめです。
毎日2時間など、ある程度決まった時間を確保できるならライティングやアフィリエイト、ウェブデザイナーなど高単価な案件にも挑戦できるでしょう。
好きなこと、得意なことから選ぶ
短期間で大きな金額を稼げるような副業はありません。
継続して続けることが副業成功の鍵です。
そのため、自分が好きなことや得意なことの中から副業を選べば、趣味の延長として長く楽しく続けられるでしょう。
イラスト作成やハンドメイドなどがその例です。
個性を生かせるジャンルであれば、長く続けているうちに固定ファンがつくこともありますよ。
余力に応じて副業の組み合わせを考える
副業の取り組み方は人それぞれ。
1つに絞って本腰を入れて取り組むのも、メリットやデメリットを考えて複数の副業に取り組むのも、どちらもアリです。
複数の副業に取り組む例としては、以下のようなケースがあります。
平日 | 本業メインで、スキマ時間にアンケートモニターを利用 |
週末 | ウェブライティング業務に集中 |
毎月 | 少額をつみたてISAに投資 |
大切なのは、どの副業を選んだとしても決して無理はしないこと。
体力面や金銭面など、自分の余力を考えながら取り組みましょう。
オイシイ話にはくれぐれも注意!
SNSなどで副業の情報を集めていると「絶対に儲かる副業がある」など、怪しい話を持ちかけられることもあるでしょう。
近年、詐欺の手口は巧妙化し、気づかないうちにだまされていたというケースもあります。
怪しい話には一切手をださないのが鉄則ですが、万が一トラブルに巻き込まれた際には、最寄りの消費者生活センターや警察に相談しましょう。
パソコンで副業する時の注意点
ここでは、パソコンで副業する際に注意しておきたいポイントを紹介します。
副業を始める前に必ず確認しておきましょう。
本業の勤め先が副業を許可しているか確認する
国の働き方改革の影響もあり、副業を解禁する企業が増えています。
しかし、職種によっては依然として副業が完全NGだったり、本業に関連する職種に限定して副業を許可していたり、副業に関する規定は異なります。
そのため、副業をはじめる前に必ず本業の就業規則を確認しましょう。
違反した場合は、解雇や懲戒処分などのペナルティが発生する場合もあります。
「バレなければ大丈夫」という考えは、リスクが高いのでおすすめしません。
確定申告の知識が必要になる
確定申告とは、1年間の収入や支出などを税務署に申告し、納付すべき所得税額を確定することです。
勤め先が年末調整をする場合は確定申告は不要ですが、副業での収入が一定金額(経費を差し引いて20万円)をこえた場合は、原則として確定申告が必要になります。
「自分のケースで確定申告が必要かどうかわからない」「手続きが不安」という方は、最寄りの税務署や税理士に相談しましょう。
税務関連の相談は敷居が高く感じられるかもしれませんが、税務署では無料相談も受け付けているので気軽に問い合わせできますよ。
SNSやネットで税理士以外の方が税務の相談に対応している場合もありますが、原則として税理士以外の方が税務関連の相談にのることは法律で禁じられているため、注意が必要です。
体調・メンタル面に必ず目を向ける
本業と副業、二足のわらじでやっていくためには、体調やメンタル面への配慮が欠かせません。
副業をするということは、これまで休養や趣味に使っていた時間を削るということ。
たとえ副業で自分がやりたいことをしていても、働く時間が長くなったり自由な時間が減ったりすればストレスにつながります。
ストレスの例としては、副業がうまくいかず焦ったりイライラしてしまう、お金を稼げるようになった楽しさで副業にのめりこみ睡眠時間を削ってしまう、などがあげられます。
副業はプライベートとの境目がなくなってしまう可能性があるので、自己管理が重要。
意識的に休みを取り入れることを心がけ、体調やメンタル面にも必ず気を配りましょう。
まとめ|すぐに結果を求めず楽しみながら副業に取り組もう
今回は、初心者でもパソコンがあれば始められる副業について紹介しました。
本業以外の収入を期待して副業を始める方も多いでしょうが、短期間で楽に収入が得られる副業はありません。
この記事を参考に安心して取り組める副業を選び、楽しみながら副業に取り組みましょう。