ポイ活はクレジットカードの活用も◎おすすめカード10選
更新日:2024年11月13日
ポイ活の方法はさまざまですが、クレジットカードを使ってショッピングなどでポイントを貯めるのも、1つの方法です。
クレジットカードで効率的にポイントを獲得するためには、使い方の工夫だけでなく、カードの選び方にも注目する必要があります。
今回は、ポイ活におすすめのクレジットカードをご紹介します。
どのポイントを貯めると活用しやすいか、カード選びにおける注意点なども知り、よりよいポイ活を実現しましょう。
おすすめ!ポイ活に使えるクレジットカード10選
早速、ポイ活におすすめのクレジットカードを見ていきましょう。
当サイトイチオシのクレジットカードは、10種類です。
楽天カード
■メリット
- 楽天市場で利用すると、還元率3.0%
- 「SPU」や「買い回り」によるポイントアップが大きい
- 加盟店で楽天ポイントが貯められる
楽天関連サービスをよく使う人におすすめしたいのが、楽天カードです。
通常のポイント還元率も1.0%と高く、楽天のネットショッピングサイト「楽天市場」でクレジットカード払いを選択すると、還元率が3.0%にアップします。
また、楽天モバイルや楽天ひかりの利用、楽天トラベルの利用などの対象条件を達成する「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」により、楽天市場での買い物でもらえるポイントが最大17倍になります。
さらに、楽天市場で定期的に行われる「お買い物マラソン」などのキャンペーン期間を使って買い物をすると、ポイントは最大46倍に(上限あり)!
そのほか、楽天ペイへのチャージ・利用でポイントの二重取りができたり、加盟店でカードを提示するとポイントがもらえたりと、日常のなかでポイントを効率的に貯められるクレジットカードの1つです。
楽天カード | |
年会費 | 無料 |
ポイントの種類 | 楽天ポイント |
還元率 | 1.0% |
国際ブランド | ・VISA ・JCB ・Mastercard ・American Express |
家族カード | あり(年会費無料) |
ETCカード | あり(年会費550円) |
おすすめ電子マネー | 楽天ペイ、楽天Edy |
付帯サービス | ・カード盗難保険 ・海外旅行傷害保険(最高2,000万円) |
申込条件 | 満18歳以上(高校生を除く) |
専用アプリ | あり(楽天カードアプリ) |
PayPayカード
■メリット
- PayPayアプリとの併用で、ポイント還元率1.5%(条件あり)
- Yafoo!ショッピング、LOHACOの支払いで還元率最大5.0%
- PayPayアプリで一括管理できてセキュリティ性が高い
QRコード決済アプリ「PayPay」をよく利用する人や、ソフトバンク、Y!mobileユーザーはPayPayカードがよいでしょう。
基本のポイント還元率も1.0%と高めですが、PayPayアプリと連携して月200円以上の支払いを30回以上するか、決済金額が10万円を超えれば、翌月の還元率が1.5%にアップします。
また、Yahoo!ショッピングやLOHACOでPayPayカードを使うと、ポイント還元率が最大5.0%となるので、ネットショッピングで一気にポイントを獲得するチャンスです。
クレジットカードはナンバーレスで、PayPayアプリでカード情報なども一括管理できます。
PayPayアプリは二段階認証などのセキュリティにも注力しているので、安全性が高いのもPayPayカードの魅力です。
PayPayカード | |
年会費 | 無料 |
ポイントの種類 | PayPayポイント |
還元率 | 1.0% |
国際ブランド | ・VISA ・JCB ・Mastercard |
家族カード | あり(年会費無料) |
ETCカード | あり(年会費550円) |
おすすめ電子マネー | PayPay |
付帯サービス | なし |
申込条件 | 満18歳以上(高校生を除く) |
専用アプリ | あり(PayPayアプリ) |
エポスゴールドカード
■メリット
- 条件達成で年会費が永年無料に!
- 利用金額に応じたボーナスポイント付与
- ポイントの利用方法が選べる
エポスゴールドカードは年会費が発生し、還元率も0.5%と平均的で、一見あまりメリットのないクレジットカードのように感じます。
しかし、年間利用額が50万円を超えれば、翌年以降の年会費は永年無料です。
月々4万円ちょっと使えば年間利用額は50万円を超えるので、メインで使用するクレジットカードにすれば、年会費はかからなくなります。
また、年間利用額50万円で2,500ポイント、100万円以上で10,000ポイントと、利用額に応じたボーナスポイントが付与されるのも、エポスゴールドカードの特徴です。
さらに、「選べるポイントアップショップ」に登録した店舗・サービスでのクレジットカード利用は、ポイント還元率が3倍になります。
対象店舗から、よく利用する店舗やサービスを3つまで選択できるので、固定費やよく使うスーパー、ドラッグストアなどを登録すれば、効率的なポイ活が実現できます。
エポスゴールドカードで貯められるポイントは「エポスポイント」で、値引きや商品券などへの交換、各種ポイントへの移行など、さまざまな方法で利用可能です。
dポイントやPontaポイントにも交換できるので、ドコモやauユーザーは、エポスゴールドカードを選択するのもよいでしょう。
エポスゴールドカード | |
年会費 | 5,000円(年間利用額50万円以上で、翌年以降永年無料) |
ポイントの種類 | エポスポイント |
還元率 | 0.5% |
国際ブランド | VISA |
家族カード | あり(年会費無料) |
ETCカード | あり(年会費無料) |
おすすめ電子マネー | エポスペイ、楽天ペイ、d払い |
付帯サービス | ・カード盗難保険 ・海外旅行損害保険(最高5,000万円) |
申込条件 | 満18歳以上(学生を除く) |
専用アプリ | あり(エポスアプリ) |
dカードゴールド
■メリット
- ドコモの携帯料金、ドコモ光の料金のポイント還元率が10%
- 特約店での利用で還元率アップや割引あり
- 主要空港ラウンジが無料で利用できる
dポイントが貯まるdカードの、ワンランク上に位置するdカードゴールドは、年会費が11,000円かかります。
しかし、ドコモやドコモ光を利用中の人は、dカードゴールドを使って支払いをすれば、利用料金1,000円につき10%、つまり100ポイントが付与されます。
また、特約店での支払いをdカードゴールドで行うと、ポイント還元率がアップしたり、支払額が割引されたりと、生活のなかでのお得感を得やすいクレジットカードです。
ドコモ関連の支払いと、さまざまなショッピングに利用すれば、年会費分のポイントがすぐに還元され、ポイ活が捗っていると感じられるでしょう。
さらに、dカードゴールドを持っていると、国内の主要空港や、ハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港のラウンジを無料で利用できるので、ドコモユーザーで飛行機を利用する機会が多い方は、dカードゴールドのメリットを最大限に享受できます。
dカードゴールド | |
年会費 | 11,000円 |
ポイントの種類 | dポイント |
還元率 | 1.0% |
国際ブランド | ・VISA ・Mastercard |
家族カード | あり(1枚目無料、2枚目以降1,100円) |
ETCカード | あり(年会費550円) |
おすすめ電子マネー | d払い |
付帯サービス | 旅行傷害保険(海外1億円、国内5,000万円まで) |
申込条件 | 満18歳以上(高校生を除く) |
専用アプリ | あり(dカードアプリ) |
イオンカード
■メリット
- イオングループ対象店舗での利用で、ポイント2倍
- イオンシネマの映画チケットを300円オフで購入できる
- 特典や補償が充実した、イオンゴールドカードに切り替えられる
イオンカードは、全国のイオンをはじめ、ミニストップやウエルシア、まいばすけっとなど、イオングループ対象店舗で使えるWAON POINTが貯まるクレジットカードです。
イオングループの店舗で利用すると、ポイント還元率が1.0倍になり、さらに毎月10日の「ありが10デー」には、還元率が2.5倍になるので、高額な買い物をするならここが狙い目だといえます。
また、イオンシネマの映画チケットをイオンカードで購入する場合、300円オフになるなど、ポイント還元以外の特典があるのも、イオンカードのメリットです。
イオンカードを年間50万円以上利用すると、アップグレードされた「イオンゴールドカード」に切り替えられます。
イオンゴールドカードも年会費は無料ですが、ゴールドカード会員限定の割引やポイントアップ、保険や補償、空港ラウンジ利用など、ノーマルなイオンカードにはない特典が豊富です。
イオンカード | |
年会費 | 無料 |
ポイントの種類 | WAON POINT |
還元率 | 0.5% |
国際ブランド | ・VISA ・JCB ・Mastercard |
家族カード | あり(年会費無料) |
ETCカード | あり(年会費無料) |
おすすめ電子マネー | AEON Pay |
付帯サービス | ・クレジットカード盗難補償 ・ショッピングセーフティ保険 |
申込条件 | 満18歳以上(卒業年であれば高校生も可) |
専用アプリ | あり(イオンウォレット) |
au PAYゴールドカード
■メリット
- au、UQ mobileの支払いに利用すると還元率最大10%
- au PAY マーケットでの買い物で、ポイント還元率最大9%
- Suicaチャージでのポイント還元もあり
au、UQ mobileユーザーは、au PAYゴールドカードを使ったポイ活で、Pontaポイントをお得に貯められます。
携帯料金の支払いにカードを利用した場合の還元率は最大10%で、au PAYマーケットでのお買い物でも、最大9%還元されます。
基本の還元率は1.0%ですが、こうした支払いに活用すれば、年会費分以上のポイントバックが可能です。
au PAYへのチャージでも、合計最大1.5%の還元があるので、QRコード決済を併用するのもよいでしょう。
また、Suicaへのチャージはポイント還元対象外となるクレジットカードも多いですが、au PAYゴールドカード、年会費無料のau PAYカードは、チャージ分も還元されるので、Suicaの利用が多い人にも、au PAYゴールドカードの利用がおすすめです。
au PAYゴールドカード | |
年会費 | 11,000円 |
ポイントの種類 | Pontaポイント |
還元率 | 1.0% |
国際ブランド | ・VISA ・Mastercard |
家族カード | あり(年会費1枚目無料、2枚目以降2,200円) |
ETCカード | あり(年会費無料)※発行手数料1,100円 |
おすすめ電子マネー | au PAY |
付帯サービス | ・旅行傷害保険(海外1億円、国内5,000万円まで) ・破損・盗難補償(年間300万円) |
申込条件 | 20歳以上(学生、無職、パート・アルバイトを除く) |
専用アプリ | あり(au PAY アプリ) |
三井住友カード(NL)
■メリット
- 対象店舗でタッチ決済すると、還元率最大7.0%
- 貯まったVポイントを使える店舗が多い
- 年間100万円以上の利用で、ゴールドカードの年会費永年無料
三井住友カード(NL)は、セキュリティ性の高いナンバーレスクレジットカードです。
基本の還元率は0.5%と平均的ですが、コンビニやファミレス、ファストフード店、カフェなどの対象店舗でカードのタッチ決済をすると5%、スマホのタッチ決済なら7%と、還元率が大幅にアップします。
また、Vポイントの提携先約14万店舗で、ポイントを貯めたり使ったりでき、ポイ活で得たポイントを無駄なく使えるのも、三井住友カード(NL)のよい点だといえます。
三井住友カード(NL)での支払額が年間100万円を超えると、ワンランク上の三井住友カード ゴールド(NL)に、年会費永年無料でアップグレードできます。
ゴールドカードも基本還元率は0.5%ですが、年間100万円以上の利用で10,000円の継続特典がもらえたり、国内旅行損害保険やショッピング補償がついたりと、付帯サービスもより手厚いです。
三井住友カード(NL) | |
年会費 | 無料 |
ポイントの種類 | Vポイント |
還元率 | 0.5% |
国際ブランド | ・VISA ・Mastercard |
家族カード | あり(年会費無料) |
ETCカード | あり(年会費550円)※初年度無料。年1回以上の利用で翌年度無料 |
おすすめ電子マネー | VポイントPay |
付帯サービス | ・不正利用損害補償 ・海外旅行損害保険(最高2,000万円) |
申込条件 | 満18歳以上(高校生を除く) |
専用アプリ | あり(Vpassアプリ) |
リクルートカード
■メリット
- 1.2%の高還元率
- リクルートのネットサービス利用で還元率アップ
- ポイントの利用方法がさまざま
「じゃらん」や「HOT PEPPER」などのサイトを運営するリクルートが発行するリクルートカードは、基本還元率1.2%と、今回おすすめするクレジットカードのなかで最も高いのが強みです。
「1.0%のクレジットカードとあまり変わらないのでは」と思うかもしれませんが、たとえば毎月50,000円の利用があった場合、還元率1.0%だと500ポイント、1.2%なら600ポイントと100ポイントの差が生じ、年間1,200ポイントも多くポイントを獲得できます。
また、じゃらんや「HOT PEPPER Beauty」など、リクルートが運営するネットサービスでリクルートカードを利用すると、還元率は最大3.2%に!
旅行や美容は、一度にかかる費用も大きいので、還元率が大きければ一気にポイントがもらえます。
貯まったポイントはリクルート系サービスで「1ポイント=1円分」として使えるほか、Pontaポイントやdポイントにも交換可能です。
これらのポイントを日常的に利用する人にもおすすめです。
リクルートカード | |
年会費 | 無料 |
ポイントの種類 | リクルートポイント |
還元率 | 1.2% |
国際ブランド | ・VISA ・JCB ・Mastercard |
家族カード | あり(年会費無料) |
ETCカード | あり(年会費無料)※国際ブランドによっては発行手数料あり(1,100円) |
おすすめ電子マネー | ・Apple Pay ・Google Pay |
付帯サービス | ・旅行傷害保険(海外2,000万円、国内1,000万円まで) ・ショッピング保険 |
申込条件 | 満18歳以上(高校生を除く) |
専用アプリ | なし |
JCB CARD W
■メリット
- カード利用で通常のJCB CARDの2倍のOki Dokiポイントが貯まる
- パートナー店でのポイント還元率は最大21倍
- アラート通知で利用額の管理も安心
JCB CARD Wは、18歳から39歳までが入会できるクレジットカードで、40歳を超えても引き続き利用は可能です。
ポイント還元率は1.0%で、カード利用で「JCB CARD」の2倍のポイントがもらえるので、クレジットカードを使ったポイ活をしたい人は「貯まっている」と実感しやすいでしょう。
スターバックスやamazon、セブンイレブンなど、JCBオリジナルシリーズパートナー店で利用した場合、ポイント還元率は最大21%までアップします。
貯まったポイントは楽天ポイントやdポイント、Pontaポイントなどにも交換でき、交換レートも高めです。
また、Amazonでも1ポイント=3.5円分で利用可能なので、Amazonでよくショッピングをする人にもおすすめです。
カードの利用状況などは「MyJCBアプリ」で確認でき、このアプリのアラート通知機能を使えば、設定した利用額に達した際にアラート通知が届きます。
利用金額を管理することで使いすぎを防げば、ポイ活で無駄な出費が増えるのを避けられます。
JCB CARD W | |
年会費 | 無料 |
ポイントの種類 | Oki Dokiポイント |
還元率 | 1.0% |
国際ブランド | ・JCB |
家族カード | あり(年会費無料) |
ETCカード | あり(年会費・発行手数料無料) |
おすすめ電子マネー | Smart Code、Apple Pay、Google Pay |
付帯サービス | ・海外旅行損害保険(最高2,000万円) ・海外ショッピングガード保険(最高100万円) |
申込条件 | 満18歳以上、39歳以下 |
専用アプリ | あり(MyJCBアプリ) |
セゾンゴールドプレミアム
■メリット
- 対象店舗での利用で還元率最大5%
- 年間利用額50万円ごとにボーナスポイントがもらえる
- 140万件の優待あり
セゾンゴールドプレミアムは年会費11,000円のクレジットカードですが、年間利用額が100万円を超えると、翌年以降は永年無料になります。
基本の還元率は「1,000円につき1ポイント」と非常に低いので、「お得感がない」「ほかのカードのほうがよい」と思う人もいるでしょう。
しかし、コンビニやカフェ、マクドナルドなどの対象店舗で利用する際には、年間利用額に応じて還元率がアップし、最大5%になります。
また、年間利用額50万円ごとに500ポイントのボーナスポイントがもらえるので、対象店舗を頻繁に利用すれば、高還元率なポイ活も可能です。
セゾンゴールドプレミアムの魅力は、ポイント還元というよりも「選べるゴールド優待」にあります。
毎月最大3枚まで購入できる「映画料金1,000円」や、飲食店やレジャー施設での割引など、優待の数はおよそ140万件と非常に豊富です。
日々の買い物でポイントを貯めながら、使える優待も活用すれば、ゴールドカードならではの特別感も味わえるでしょう。
セゾンゴールドプレミアム | |
年会費 | 11,000円(年間利用額100万円以上で翌年以降永年無料) |
ポイントの種類 | 永久不滅ポイント |
還元率 | 0.1% |
国際ブランド | ・VISA ・JCB ・American Express |
家族カード | あり(年会費1,100円)※本会員が永年無料の場合は無料 |
ETCカード | あり(年会費無料) |
おすすめ電子マネー | Apple Pay、Google Pay |
付帯サービス | ・旅行傷害保険(海外・国内ともに最高1,000万円) ・カード不正利用補償 |
申込条件 | 満18歳以上(提携金融機関に決済口座が必要) |
専用アプリ | あり(セゾンPortal) |
クレジットカードを使ったポイ活の方法は?
クレジットカードを使ってポイ活する方法は、大きく3種類です。
- クレジットカードで決済する
- ポイントモールを経由する
- 会計時にクレジットカード(ポイントカード)を提示する
実店舗での買い物やネットショッピングなどで、クレジットカードで決済をすると、利用額に応じたポイントが付与されます。
現金払いだとポイントバックはありませんが、クレジットカード払いにするだけで、ポイントを効率よく貯められます。
また、「楽天ポイントモール」や、「dカード ポイントモール」「イオンカードポイントモール」など、クレジットカード会社が運営する「ポイントモール」を経由するのもおすすめです。
運営会社が発行するクレジットカードを持っていれば、サイトを経由してショッピングするだけで、還元率がアップします。
さらに、店舗でのショッピングの際にカードを提示するのも1つの方法です。
対象店舗では、決済にクレジットカードを使用しなくてもポイントを付与してくれますので、たとえば楽天ポイントが貯まるお店で、楽天カードを提示して、PayPayカードで決済する」と、1回の買い物で2種類のポイントを獲得できます。
カードで貯めるのにおすすめのポイント
カードの種類によって貯められるポイントは異なるため、「どのポイントを貯めたらよいか」と迷う人もいるでしょう。
ポイントの種類を選ぶときには、効率的に貯められるだけでなく、その後活用できるかどうかも重要です。
クレジットカードを使ったポイ活でおすすめのポイントは、次の5種類です。
楽天ポイント
「楽天ポイント」は、2002年より楽天グループがスタートしたポイントサービスです。
「楽天市場」など、楽天が運営するECサイトでのショッピングや、クレジットカードの利用、店舗でのカード提示など、さまざまな方法でポイントを獲得できます。
貯まった楽天ポイントは、楽天グループが運営するサイトでの利用だけでなく、スーパーやコンビニ、ファストフード店など、楽天ポイント対象店舗でのショッピングにも利用可能です。
楽天ポイントを貯めるのにおすすめのクレジットカードは、もちろん「楽天カード」です。
還元率は1%で、楽天市場で利用する場合は3%!
「楽天スーパーセール」や「お買い物マラソン」などでは、複数店舗でショッピングするだけでさらにポイントアップするので、楽天市場を活用している人はどんどんポイントを貯められるでしょう。
dポイント
「dポイント」は、2015年にスタートしたポイントサービスです。
NTTドコモが提供していますが、ドコモユーザー以外も、dポイントを貯めたり使ったりできます。
加盟店が多く、カードを提示するだけでポイントが貯めやすいのが魅力で、2024年4月からはAmazonとも提携。
ネットショッピングでAmazonをよく利用する人は、決済でより多くのポイントを獲得できるようになりました。
dポイントを貯めるのにおすすめのクレジットカードは、dカードゴールドです。
ドコモのスマホ料金や、ドコモ光の利用料金の最大10%を還元してくれるので、ドコモユーザーは年会費以上のポイントバックを実現しやすいです。
また、リクルートカードやJCB CARD Wも、dポイントを貯めたい人に向いています。
PayPayポイント
「PayPayポイント」は、主にQRコード決済アプリ「PayPay」の利用で貯めるポイントです。
2021年12月には「PayPayカード」というクレジットカードも登場し、より効率的にポイ活ができるようになりました。
貯まったPayPayポイントは、加盟店やPayPay公式ストアなどのオンラインショッピングで利用できます。
また、ポイント運用に保有するPayPayポイントを使えば、疑似投資体験をしながらポイントを増やすことも可能です。
PayPayポイントを貯めるのにおすすめのクレジットカードは、PayPayカードです。
ポイント還元率は1%ですが、PayPayアプリと連携して条件を達成すれば1.5%、Yafoo!ショッピングやLOHACOで利用すると最大5%など、使い方によっては大幅な還元率アップも期待できます。
Vポイント
「Vポイント」は、三井住友フィナンシャルグループのVポイントと、TSUTAYAなどを経営するカルチュア・コンビニエンス・クラブのTポイントが統合し、2024年4月に新たな形に生まれ変わりました。
カードを提示するだけでポイントが貯まるTポイント、クレジットカード決済でポイントが獲得できる旧Vポイント、2つの利点を併せ持っています。
Vポイントを貯めるのにおすすめのクレジットカードは、三井住友カード(NL)です。
基本のポイント還元率は0.5%と高くはありませんが、対象店舗でスマホのタッチ決済を選択すると、7%と大幅な還元率アップでどんどんポイントが貯まります。
Pontaポイント
「Pontaポイント」は、2010年よりスタートしたポイントサービスです。
「ローソンで貯まる」というイメージが強いですが、auやリクルート系のサービスでも、ポイントを貯めたり使ったりできます。
また、全国約31万店舗で、カードの提示によるポイント獲得が可能です。
Pontaポイントを貯めるのにおすすめのクレジットカードは、au PAYゴールドカードです。
利用料金の最大10%分のポイントが還元され、またau PAYにau PAYゴールドカードからチャージすれば、Pontaポイントがダブルで貯まるので、クレジットカードとQRコード決済アプリを併用するのもよいでしょう。
リクルートカードやJCB CARD Wでも、貯まったポイントをPontaポイントに交換できます。
ポイ活におすすめのカード選びで注目したいこと
カードでポイントを貯めるポイ活は、どのクレジットカードを選択するかが獲得できるポイントに大きく関わります。
メインで使うクレジットカードを選ぶときに注目したい4点について、解説します。
還元率
ポイントの還元率は、クレジットカードの種類やランクによって異なります。
クレジットカードのポイント還元率の平均は0.5%(200円で1ポイント)といわれており、1%を超えたら「高還元率のカード」に分類されるので、1%のものを選ぶのがおすすめです。
しかし、いくら還元率がよくても、普段あまり使わないポイントでは意味がありません。
三井住友カード(NL)のように、「基本の還元率が高いわけではないが、使い方によってはポイントバックが多い」というクレジットカードも少なくないので、還元率と併せて、「よく使うポイント」かどうかにも注目しましょう。
年会費と特典などのバランス
クレジットカードによっては、年会費が有料なものもあります。
年会費が発生するクレジットカードは、「いくら使えば年会費分のポイントが獲得できるか」を計算することも重要です。
たとえば、年会費3,000円、ポイント還元率1%のクレジットカードの場合は、30万円利用しなければ年会費分のポイントを獲得できません。
しかし、年会費が10,000円と高くても、還元率が5%なら20万円使うだけで元が取れます。
また、年会費有料のクレジットカードには保険やラウンジ利用、特定条件のもとでの還元率アップといった、付帯サービスや特典もあります。
有料のクレジットカードを選択する場合は、還元率や特典が年会費に見合っているかも見極めることが大切です。
国際ブランドの種類
「VISA」や「Mastercard」など、クレジットカードには「国際ブランド」の種類があります。
クレジットカードによって国際ブランドは異なり、複数から選択できる場合もあれば、国際ブランドが限定されるものまでさまざまです。
使える国際ブランドはお店によって異なるので、定番の国際ブランドを選ぶことも忘れてはいけません。
特にこだわりがない場合は、「VISA」を選ぶのがおすすめです。
国内はもちろん世界でもシェア率はトップクラスで、幅広いシーンで活用できるので、よりポイ活が捗ります。
利用シーン
これからクレジットカードを使ったポイ活をする人は、利用シーンを洗い出すと、「どのポイントを貯めるべきか」「そのためにどのクレジットカードを選択するとよいか」が、見えてきます。
特に注目したいのは、携帯電話のキャリアやネットショッピングサイト、QRコード決済アプリなどです。
たとえば楽天市場や楽天ブックスなど、「楽天系」のサイトでクレジットカードを多く利用する場合は、楽天カードを使うと還元率もよく、貯まったポイントも使いやすいです。
また、SoftBankやY!mobileユーザーは、PayPayカードを選択し、Yafoo!ショッピングやPayPayアプリも活用すると、よりよいポイ活を実現できるでしょう。
クレジットカードを使ったポイ活で効率的に貯めるコツ
クレジットカードでポイ活するときには、より効率的に貯められる術を考えることも忘れてはいけません。
カードの使い道やポイ活の方法にちょっとした工夫を加えるだけで、獲得できるポイントがさらに多くなります。
固定費をカード払いにする
まず実践したいのが、「固定費のカード払い」です。
光熱費や携帯料金、インターネット利用料など、固定でかかる費用は、毎月数万円になる人が多いでしょう。
この費用をクレジットカード払いにするだけで、もらえるポイントが大幅に増えます。
たとえば還元率1%のクレジットカードで、固定費の合計2万円を払う場合、毎月200ポイント、年間で2,400ポイントが追加されます。
キャッシュレス決済と連携する
キャッシュレス決済とクレジットカードを連携するのも、ポイントアップ方法の1つです。
クレジットカードとQRコード決済アプリを同系列にすれば、チャージ時と決済時で、貯めたいポイントをダブルで獲得できます。
また、「楽天カードと楽天ペイ」のように、クレジットカードからチャージすると還元率がアップするものもあります。
貯めるポイントを絞る
貯めたいポイントは、できれば1種類に絞るのがおすすめです。
複数のクレジットカードを使っていろいろなポイントを貯めようと思うと、逆に出費がかさんだり、「どのカードでいくら使ったか」といった金銭管理が難しくなったりします。
また、それぞれのポイントが貯まるのにも時間がかかってしまい、ポイ活がうまくいっている実感も湧きにくくなります。
クレジットカードで貯めるポイントは多くても2種類程度に留め、複数のカードを使う場合は「固定費とショッピング」のように、それぞれ用途を決めておくとよいでしょう。
専用アプリを使う
クレジットカードによっては、専用のアプリをリリースしているものもあります。
専用アプリを使うと、クレジットカードの利用額や獲得予定ポイント、保有ポイントなどをすぐに確認できて便利です。
クレジットカードの利用状況を手軽にチェックできれば、無駄な出費を防げますし、有効期限のあるポイントの失効も防ぎやすいので、アプリがある場合はぜひダウンロードしてみてください。
ポイントモールを経由する
前述の通り、クレジットカード会社が運営する「ポイントモール」を経由すると、還元率がよりアップします。
同じ買い物をしても、モールを経由するかしないかでもらえるポイントが大きく変わるので、「ネットショッピングはポイントモールで」というクセをつけることも大切です。
メインで使用するクレジットカードが使えるポイントモールで、どのような商品を購入できるか、どれくらいのポイントがもらえるかは、必ず確認しましょう。
二重取り・三重取りなどを意識する
クレジットカードの利用で獲得できるポイントは1種類ですが、その他のアクションでもらえるポイントも、見落とさないようにしましょう。
たとえば、楽天ポイントを貯めている場合も、Pontaカードを持っていればローソンで、WAON POINTカードを持っている人はミニストップで、カードの提示によってポイントがもらえます。
このとき、楽天カードで楽天ペイにチャージすれば、ポイントの三重取りも可能です。
また、スーパーやドラッグストアなど、店舗独自のポイントも、クレジットカードのポイントとの二重取りができるケースは多いので、もらえるポイントを取りこぼさないよう、工夫して買い物をしましょう。
まとめ
今回は、ポイ活におすすめのクレジットカードの種類や、よりよいポイ活を実現するためのコツなどをご紹介しました!
クレジットカードは会社やランクによって、還元率や特典、年会費などが異なります。
より効率的にポイントを貯めて活用するには、よく使うポイントやサービスに注目することが重要です。
また、固定費をクレジットカードで支払うなどの工夫も、獲得ポイントの獲得に貢献します。
さまざまな観点から自分に合ったクレジットカードを見つけ、多くのポイントの獲得・利用でポイ活の「お得感」を実感しましょう。