ポイ活でマイルを貯める方法は?おすすめサイトや効率的に貯めるコツも解説
更新日:2024年11月18日
ポイ活で貯めるポイントは人によってさまざまですが、なかには「マイル」を貯めている人もいるのではないでしょうか。
貯まったマイルは、旅行だけでなく日常でも活用できるので、より効率的に稼ぐ方法を知っておくことも大切です。
今回は、ポイ活でマイルを貯める方法を解説します。
マイルの使い道も把握し、貯まったポイントでより「お得感」を味わいましょう!
そもそもマイルとは?
一昔前は、クレジットカードを使って貯まるポイント=マイルというイメージも強かったですが、貯まるポイントの幅が広がり、マイルに馴染みがない人も増えてきています。
マイルとは、航空会社が発行する独自のポイントです。
飛行機や対象サービスの利用によって貯まり、さまざまな方法で使えます。
マイルを貯めたい場合、航空会社が運営する「マイレージプログラム」への会員登録は必須です。
航空会社ごとにマイレージプログラムが異なるため、マイルが貯めやすい会社を選んで登録する必要があります。
国内で利用の多いマイレージプログラムは、次の4種類です。
ANAマイレージクラブ
どのマイレージプログラムを選ぶか迷ったら、国内の航空会社、ANA(全日本空輸)が運営する「ANAマイレージクラブ」がおすすめです。
1997年よりサービスを開始しており、会員数は2018年時点で3,300万人を超えています。
国際線はもちろん、国内線も多いので、国内旅行で飛行機を多く利用する人は、マイルを貯めやすいでしょう。
日々の買い物でマイルを貯められるのも特徴で、旅行やショッピングでコツコツ貯めたマイルで、航空券をお得に入手できます。
ポイ活でマイルを貯めたい人におすすめのサービスですが、有効期限が3年間で、使わないと失効してしまうこと、マイルで発行できる航空券が限られていることなどが、デメリットとして挙げられます。
JALマイレージバンク
ANAとともに、国内大手の航空会社として知られるJAL(日本航空)も、「JALマイレージバンク」でマイルが貯められます。
JALも路線が多いので、飛行機に乗ることでマイルを貯めやすいといえます。
JALのマイルは、国際線の特典航空券を片道から発券できるのがメリットです。
ANAは往復での発券しかできませんが、片道だけの発券ができれば、マイル失効のリスクを低減できます。
また、人気の路線の特典航空券も、ANAより獲得しやすい傾向にあります。
しかし、JALマイルは貯め方の選択肢がANAよりも少ないので、日常生活のなかでコツコツ貯めるのは難しいかもしれません。
また、JALのマイルも有効期限が3年なので、失効しないよう注意が必要です。
スカイマイル
「スカイマイル」は、アメリカのデルタ航空が運営するマイレージプログラムです。
最大の特徴はマイルの有効期限がないことで、「コツコツ貯めて大きく使う」を実現しやすいといえます。
また、特典航空券が利用できる座席の割り当ても、ANAやJALより多く、マイルを使って希望の航空券を取りやすいのも、魅力の1つです。
しかし、スカイマイルはANAやJALと比べて、特典航空券に必要なマイルが多くなっています。
有効期限がないため失効の心配はありませんが、目標のマイルを貯めるのに時間がかかってしまうのは、デメリットでしょう。
マイレージ・プラス
アメリカのユナイテッド航空が運営する「マイレージ・プラス」も、国内で選ばれるマイルの1つです。
貯まったマイルで、ユナイテッド航空の特典航空券だけでなく、スターアライアンスに加盟する航空会社の特典航空券も発券できます。
スターアライアンスにはANAも加盟しているので、ANAの特典航空券にも使えるのはうれしいポイントです。
ユナイテッド航空で利用する場合、スカイマイルと同じく片道から特典航空券を発券できます。
また、予約のキャンセルや変更の際に、手数料がかからないのも特徴です。
有効期限もなくメリット豊富なマイレージ・プラスですが、特典航空券の予約を搭乗20日以内にすると、通常のマイルに加え、追加マイルの支払いが求められます。
突発的な旅行で使うとマイル消費が多くなってしまうので、余裕を持って旅行計画や航空券の予約をする必要があるでしょう。
ポイ活でマイルを貯める方法
ポイ活でマイルを貯めたいと思ったら、どのように獲得できるのか知っておきましょう。
飛行機の利用のほか、ホテルや飲食店、オプションツアーなど、提携サービスを利用してマイルが貯まることもありますが、日常生活のなかでできるポイ活で貯める方法は、次の3通りです。
マイルの貯まるクレジットカードを使う
利用額に応じたポイントが貯まるクレジットカードを日々の支払いに使うのは、ポイ活の基本ともいえます。
貯まるポイントはクレジットカード会社によって異なりますが、マイルが貯まるクレジットカードを利用するだけで、飛行機に乗らなくても毎月一定数のマイルを獲得できます。
飛行機を頻繁に利用するわけではないという人も、クレジットカードを使えばコツコツマイルが貯まるので、有効期限内に希望額を達成しやすいでしょう。
ポイントサイト経由で買い物する
ネットショッピングの場合は、航空会社が運営するショッピングサイトを経由して買い物をするだけで、マイルが貯まります。
「ANAマイレージモール」や「JALマイレージパーク」には、楽天市場やAmazon、Yahoo!ショッピングなどの大手ECサイトをはじめ、多くのサイトが掲載されています。
ポイントサイトから利用したいECサイトにアクセスすると、利用額に応じたマイルがもらえます。
ショップによってはボーナスマイルが加算されることもあるので、ネットショッピングを頻繁に利用する人は、多くのマイルを獲得するチャンスです。
また、支払いをマイルの貯まるクレジットカードにすれば、ポイントサイト経由とクレジットカード利用で、マイルの二重取りができます。
さらに、楽天ポイントやPayPayポイントなど、利用するECサイトに独自のポイントがある場合は、ポイント三重取りも簡単に実現できるのでぜひ試してみてください。
モニターサイトなどでポイントを稼ぐ
アンケートに答えたり、商品やサービスを利用したりしてポイントを稼ぐモニターサイトでは、貯まったポイントをさまざまな使い道に交換できます。
商品券やギフトカード、各種ポイントといった選べる交換先のなかに、マイルが入っているケースも少なくありません。
スキマ時間を活用したポイ活に興味がある人は、マイルに交換できるモニターサイトに登録し、アンケートなどに答えてポイントを獲得しましょう。
マイルを貯めたい人におすすめのポイ活サイト
各種アンケートや商品・サービスのモニターなどをしてポイントをもらうポイ活サイトは、多くの会社が運営しています。
マイルを貯める場合、「マイルに交換できるか」がサイト選びの最低条件となりますが、「案件が多い」「1回の獲得ポイントが高い」など、効率的なポイ活を実現するために注目したい点にも注目しましょう。
当サイトが、マイルを貯めたい人におすすめするポイ活サイトは3つです。
リサーチパネル
■メリット
- 豊富な案件数でポイントを貯めやすい
- ANAとJAL、2つのマイルに交換できる
リサーチパネルは、さまざまな種類のアンケートに回答するポイ活サイトです。
簡単なアンケートは1つにつき数円程度ですが、商品モニターや座談会などに当選すると、1案件で数千円分の高額ポイントがもらえます。
日々送られてくる簡単なアンケートは数分で回答できるので、スキマ時間の有効活用が可能です。
現金やギフト券など、ポイント交換先が多いリサーチパネルは、マイルもANAとJALの2種類から選べます。
最低交換ポイントはANAマイルが1,000ポイント、JALマイルが4,000ポイントなので、ANAマイルのほうがコンスタントに交換できます。
また、もらえるマイルもJALマイルの4,000ポイントで100マイルより、4,000ポイントで120マイルになるANAマイルのほうが多いので、どちらかというとANAマイルを貯めている人に向いているサイトだといえるでしょう。
リサーチパネル | |
運営会社 | 株式会社リサーチパネル |
会員数 | 170万人(2021年3月時点) |
内容 | 商品モニター、紹介アンケート、日記アンケート、海外アンケート、ホームユースアンケート、座談会など |
登録・利用料 | 無料 |
ポイントレート | 1ポイント=0.1円 |
交換できるマイル | ・ANAマイル ・JALマイル |
最低交換ポイント | ・ANAマイル:1,000ポイント=30マイル ・JALマイル:4,000ポイント=100マイル |
ポイント有効期限 | 獲得日から1年3ヵ月 |
年齢制限 | 6歳以上 |
ハピタス
■メリット
- 人気のネットショップとの提携多数で、ショッピングでポイントが貯まる
- クレジットカード発行や会員登録もあり稼ぎやすい
- JALマイルへの交換レートが高い
2007年よりサービスを提供している「ハピタス」は、ショッピングや会員登録などでポイントを稼ぐサイトです。
連携するネットショップを、ハピタス経由で利用するだけでポイントが貯まるのがメインのサービスですが、マイルの場合はANAやJAL独自の経由サイトがあるので、その他の方法で貯めるのがおすすめです。
ハピタスでは、さまざまなサービスへの会員登録やクレジットカード発行、口座開設などによってポイントが獲得できます。
貯まったポイントは、ANAマイルにもできますが、Vポイントなどの別ポイントに交換してからマイルにする必要があり、方法によっては最大3回の交換が必要です。
ANAマイルを貯めている人は手間も時間もかかるので、リサーチパネルでポイ活をしたほうがよいでしょう。
JALマイルを貯めている場合は、ハピタスポイントを直接マイルに交換できます。
交換レートは「2ポイント=1マイル」で、3,000ポイントから交換可能です。
リサーチパネルとハピタスはポイントレートが異なりますが、レートを合わせるとリサーチパネルは約4円分で1マイル、ハピタスは約2円分で1マイルなので、ハピタスのほうがお得だといえます。
さらに、ハピタスではJALマイルへの交換レートがより高くなるキャンペーンもあるので、JALマイルを貯めたい人は登録してみるとよいでしょう。
ハピタス | |
運営会社 | 株式会社オズビジョン |
会員数 | 480万人(2023年度時点) |
内容 | ネットショッピング、クレジットカード作成、会員登録、覆面調査など |
登録・利用料 | 無料 |
ポイントレート | 1ポイント=1円 |
交換できるマイル | ・JALマイル |
最低交換ポイント | 3,000ポイント=1,500マイル |
ポイント有効期限 | なし ※最後の利用から12ヵ月間ログインがないとポイント失効 |
年齢制限 | 13歳以上 |
モッピー
■メリット
- 案件豊富で初心者もポイントを貯めやすい
- 専用アプリの評価が高い
- 1,000ポイントからJALマイルに交換できる
累計会員数1,200万人以上のモッピーは、国内最大級のポイントサイトの1つです。
アプリ経由のショッピングのほか、アンケートやミニゲーム、クレジットカード発行などおよそ30種類の幅広いコンテンツで、初心者も自分に合ったポイ活方法を見つけられます。
多くのポイ活サイトが専用アプリを提供していますが、なかには不具合が多い、使いにくいというものもあります。
そのようななか、モッピーは専用アプリの使用感がよいと高評価を得ているので、快適なポイ活ができるでしょう。
ハピタス同様、モッピーもJALマイルへの直接交換が可能です。
交換レートはハピタスと同じ「2ポイント1円」ですが、1,000ポイントから交換できるのでこまめにマイルに換えられるのはメリットだといえます。
また、JALマイルに交換する前月、もしくは当月に広告利用のみで5,000ポイント貯め、その後12,000ポイントをJALマイルにすると、ボーナスポイントを獲得できます。
交換レートが実質80%になるチャンスもあるので、JALマイルを貯めたい人は挑戦してみるとよいでしょう。
ANAマイルは、残念ながらモッピーポイントから直接交換はできません。
しかし、「.money」というポイント交換サイトを経由するだけで、交換レート100%でANAマイルを獲得できるので、JALマイルだけでなくANAマイルを貯めている人にもおすすめだといえます。
モッピー | |
運営会社 | 株式会社セレス |
会員数 | 1,200万人 |
内容 | ネットショッピング、レシート投稿、アンケート、クレジットカード作成、アプリ登録、旅行予約など |
登録・利用料 | 無料 |
ポイントレート | 1ポイント=1円 |
交換できるマイル | ・JALマイル ・ANAマイル※「.money」経由 |
最低交換ポイント | ・JALマイル:1,000ポイント=500マイル ・ANAマイル:500ポイント=500マイル |
ポイント有効期限 | 最終ログイン日、または最終ポイント獲得日から180日 |
年齢制限 | 13歳以上 |
マイルを貯めるのにおすすめのクレジットカードは?
ショッピングや飲食、固定費など、日々の支払いにクレジットカードを利用することでも、マイルは貯まります。
マイルが貯まる、4つのおすすめクレジットカードを見てみましょう。
ANAアメリカン・エキスプレス・カード
■メリット
- 実質無期限でANAマイルが貯まる
- 国内主要空港、ハワイの空港のラウンジ利用無料
- アメックスカードのなかでは年会費が安い
ANAマイルを貯めたい人におすすめなのが、ANAアメリカン・エキスプレス・カードです。
アメックスカードは「審査が厳しく、年会費が高い」というイメージもありますが、ANAアメリカン・エキスプレス・カードは比較的年会費が安く、審査も非常に厳しいわけではありません。
企業に勤めている20歳以上なら、審査に通りやすいでしょう。
クレジットカード利用の還元率は1.0%で、「メンバーシップ・リワード」ポイントが100円につき1ポイント貯まります。
ANAマイルの還元率を高めるなら、年会費6,600円の「マイル移行コース」に加入しましょう。
このコースに加入した人は、「1,000ポイント=1,000マイル」で交換できます。
アメックスのクレジットカードのポイント有効期限は3年間ですが、ANAアメリカン・エキスプレス・カードでマイル移行コースに加入すると、ポイント有効期限が無制限になります。
失効させないよう、希望しない使い道でポイントを使ってしまうという無駄がなく、マイルをコツコツ貯められるのは、ANAアメリカン・エキスプレス・カードの魅力です。
ANAアメリカン・エキスプレス・カード | |
年会費 | 7,700円 |
ポイントの種類 | メンバーシップ・リワード |
還元率 | 1.0% |
国際ブランド | American Express |
家族カード | あり(年会費2,750円) |
ETCカード | あり(年会費無料、発行手数料935円) |
申込条件 | 満20歳以上で定職についている人(学生不可) |
JALカードSuica
■メリット
- Suicaにチャージでマイルがもらえる
- JALカード特約店で決済すると獲得マイル2倍
JALマイルを貯めたい人には、JALカードSuicaがおすすめです。
年会費は2,200円ですが、初年度無料。
Suica機能つきで、チャージ1,000円につきJRE POINTが1,000円6ポイント貯まり、600ポイントで500マイルに交換できます。
チャージしたSuicaは、JR東日本はもちろんさまざまな店舗での利用が可能で、使ったときにも1,000円につき2ポイントがもらえます。
また、ENEOSやファミリーマート、ウエルシアなどのJALカード特約店でJALカードSuicaを使ってお買い物をすると、獲得マイルが2倍になります。
通常の還元率は200円につき1マイルですが、特約店では200円で2マイルと、1.0%の高還元率です。
公共交通機関の利用や、Suicaを使ったお買い物が多い人は、効率よくJALマイルを貯められるでしょう。
JALカードSuica | |
年会費 | 2,200円 |
ポイントの種類 | JRE POINT |
還元率 | 0.5~1.0% |
国際ブランド | JCB |
家族カード | あり(年会費1,100円) |
ETCカード | あり(年会費524円) |
申込条件 | 満18歳以上(高校生を除く) |
JCB CARD W
■メリット
- ANA、JAL、スカイマイルの3種類に交換可能
- ポイント還元率最大21倍の店舗あり
18歳から39歳までが入会できるJCB CARD Wは、スタンダードなJCB CARDの2倍の還元率で、効率よくポイントが貯まるクレジットカードです。
入会は39歳までですが、40歳を超えても引き続き利用できます。
JCBオリジナルシリーズパートナー店で支払いに利用すると、ポイント還元率は最大21倍!
対象店舗はスターバックスやAmazon、セブンイレブンなどなじみ深いものが多いので、生活のなかで気がつくと高額ポイントが貯まっています。
JCB CARD Wで貯まるOki Dokiポイントは、ANA、JAL、スカイマイルの3種類から交換先が選べます。
いずれも還元率は0.6%で、1ポイント=3マイルになります。
還元率が非常によいというわけではないものの、使い方によってはOki Dokiポイントの還元率が高くなり、交換マイルも選択できるので、クレジットカードもマイルも迷っている人は検討してみるとよいでしょう。
JCB CARD W | |
年会費 | 無料 |
ポイントの種類 | Oki Dokiポイント |
還元率 | 1.0% |
国際ブランド | JCB |
家族カード | あり(年会費無料) |
ETCカード | あり(年会費・発行手数料無料) |
申込条件 | 満18歳以上、39歳以下 |
三井住友カード(NL)
■メリット
- 対象店舗でのタッチ決済利用で、還元率が最大7.0%になる
- 貯まったVポイントは交換レート0.5%でANAマイルに交換できる
セキュリティ面を考慮したナンバーレスを採用した三井住友カード(NL)は、ANAマイルを貯めるのにおすすめです。
対象店舗でカードのタッチ決済をした場合の還元率は5%、スマホのタッチ決済なら7%になるので、対象店舗によく行くお店がある場合は、毎月高額ポイントが貯まります。
三井住友カード(NL)は、年間支払額が100万円を超えると、年会費永年無料でゴールドカードにランクアップできるのも特徴です。
基本還元率は0.5%と変わらないものの、ゴールドカードを年間100万円以上利用すると継続特典ポイントがもらえるので、さらに多くのポイントが貯められます。
カード利用で獲得したVポイントは、2ポイントで1ANAマイルに交換できます。
マイルへの交換レート自体は非常に高いわけではありませんが、Vポイントは豊富な交換先があるので、必要に応じてマイル以外のポイントに交換したいと思ったときにも便利です。
三井住友カード(NL) | |
年会費 | 無料 |
ポイントの種類 | Vポイント |
還元率 | 0.5% |
国際ブランド | ・VISA ・Mastercard |
家族カード | あり(年会費無料) |
ETCカード | あり(年会費550円)※初年度無料。年1回以上の利用で翌年度無料 |
申込条件 | 満18歳以上(高校生を除く) |
ポイ活で貯まったマイルの活用方法
ポイ活サイトやクレジットカードの利用で貯まったマイルの使い道はさまざまですが、どのように使うと貯めたポイントを「活用できている」と実感しやすいのでしょうか。
マイルの5つの使い道を、見てみましょう。
特典航空券に交換
スタンダードな使い道として挙げられるのが、飛行機の特典航空券への交換です。
マイルを使って無料、もしくは割引価格で航空券を予約できます。
特典航空券は、渡航区間や時期によって必要マイル数が変動します。
距離が長いほうが多くのマイルが必要になりますし、同じ区間でも時期によって高くなることもあります。
マイルの種類の説明でも触れた通り、航空会社ごとに特典航空券の利用可能な座席数が異なるのは、注意したいポイントです。
使いたい時期や便に特典航空券の座席が少ないと、希望通りマイルを使用できない可能性があることも覚えておきましょう。
座席のアップグレード
マイルを使って、座席のアップグレードをすることも可能です。
飛行機の座席やエコノミー・ビジネス・ファーストのようにグレードがわかれており、グレードが高い座席のほうが、チケット代が高くなります。
すでに予約している座席を、マイルを使ってアップグレードすることもできますし、特典航空券にオプションでアップグレードをつけられる場合もあります。
特に長時間のフライトでは座席の快適さが重要になるため、マイルを活用して快適な空の旅を実現するのも良い選択です。
ただし、マイルを利用した座席アップグレードは国際線のみ対応している場合もあるため、国内線で利用したい際は事前に確認が必要です。
航空会社のポイントに交換
航空会社独自のポイントへの交換も、活用方法の1つです。
ANAの「ANA SKY コイン」、JALの「e JAL」といったマイル以外の独自ポイントは、航空券の購入や、航空会社が提供するツアーの支払いに使えます。
マイルで特典航空券を入手したい場合は、指定されたマイル数を保有していなければなりません。
しかし、ポイントなら1ポイントから利用でき、航空代金の一部をポイントで支払うことも可能です。
特典航空券のように、ポイントを使える座席の割り当ても気にしなくてよいので、場合によってはマイルよりも座席を取りやすいかもしれません。
各種ポイントに交換
航空会社独自のポイント以外にも、マイルはさまざまなポイントに交換できます。
たとえば、ANAの場合はVポイントや楽天ポイント、nanacoポイント、Vポイントなどに交換して、ネットショッピングや店舗での支払いで使えます。
JALマイルもSuicaやPontaポイント、dポイントなど、日常的に活用しやすいポイントへの交換に対応しています。
失効しそうなタイミングで飛行機に乗る予定がない、目標マイル数に達していない場合は、他社ポイントに交換すれば、無駄なくマイルを活用できるでしょう。
商品と交換
マイルは、家電やグルメなどの商品にも交換できます。
航空会社の商品交換サイトには、マイル数に応じて交換できるさまざまな商品が掲載されているので、欲しい商品を見つけて申請すると、自宅に届けてくれます。
他社ポイントをあまり使わないという人は、実用的なアイテムを手に入れると、「マイルを活用している」と実感できるでしょう。
また、航空会社が運営するショッピングサイトでは、マイルを貯めるだけでなく、マイルを使った商品購入も可能です。
交換サイトにめぼしい商品がない場合は、ショッピングサイトものぞいてみることをおすすめします。
マイルを貯めるポイ活のよくある質問
マイルを貯めるポイ活について、さまざまな情報をお届けしてきました。
最後に、よくある質問をまとめましたので、ぜひチェックして疑問解消の材料にしてください。
航空会社が運営する「マイレージプログラム」に会員登録し、航空券を購入するとマイルを獲得できます。
このほか、マイルが貯まるクレジットカードを利用したり、航空会社が運営するショッピングサイト経由で買い物をしたりしても貯まります。
また、ポイ活サイトで貯めたポイントや、各種ポイントをマイルに交換することも可能です。
マイルには有効期限がありますか?
マイルの有効期限は航空会社によって異なり、期限を設けていないケースもあります。
国内で多く利用されるANAとJALのマイルの有効期限は3年間で、獲得から3年を迎えたものから失効していきます。
ポイ活サイトでマイルを貯める際の注意点は?
各社が提供するポイ活サイトでは、貯めたポイントをさまざまな方法で活用できます。
最終的にマイルに交換できても、いくつかのポイントを経由しなければならない場合もあるため、交換方法は必ずチェックしましょう。
また、交換レートやサイトそのものの信頼性なども把握し、納得したうえで利用することも大切です。
おすすめのポイ活サイトは、ANAマイルならリサーチパネル、JALマイルはモッピーです。
クレジットカードでマイルを貯める際の注意点は?
クレジットカードの利用で、マイルやマイルに交換できるポイントを貯める際に最も注意したいのは、使いすぎです。
「マイルを貯めたい」ということばかりに気を取られると、必要以上の支払いをしてしまう可能性があります。
いくら還元率が高くても、使いすぎてしまっては意味がありませんし、反対にあまり使わないのに有料のクレジットカードを選ぶと、年会費分のマイルやポイントを回収できないかもしれません。
毎月の平均的な利用金額を把握し、最適なクレジットカードを選びましょう。
貯まったマイルはどのように使えますか?
貯まったマイルは、飛行機の特典航空券や割引、座席のアップグレードなどに利用できます。
また、航空会社や他社が発行するポイントに交換すれば、ショッピングなどで利用でき、効率的に使えます。
商品との交換も可能なので、自分に合った方法で失効前に活用しましょう。
まとめ
今回は、ポイ活でマイルを貯める方法について解説しました!
航空会社が発行するマイルは、飛行機に乗るだけでなく、航空会社が提供するサービスを利用したり、マイルが貯まるクレジットカードを使ったりしても貯められます。
また、ポイ活サイトで得たポイントを、マイルに交換することも可能です。
国内で多くの人に選ばれているANAとJALのマイルには、3年という有効期限があるため、マイルが失効する前に、最適な方法で使い切る必要があります。
貯まったマイルは飛行機に乗るときだけでなく、日常生活のなかでも活用できるので、「マイルを貯めてよかった」と思える方法で使いましょう。
さまざまなポイントとも比較しながら、マイルの恩恵を受けられそうだと判断した人は、ぜひポイ活を実施してみてください。