在宅でできる!おすすめの副業10選とその方法や種類を詳しくご紹介
更新日:2024年4月16日
昨今ではコロナ禍をきっかけに「在宅ワーク」という言葉がより身近に感じられるようになった印象がありますが、本業以外で収入を得る「副業」に関しても在宅でできるお仕事が多数存在します。
副業にもたくさんの職種が存在しますが、その職種によっては将来的にそのお仕事だけで生計を立てていくことも可能なのです。
この記事では在宅でできる副業10選と方法、確定申告や注意点などについて詳しくご紹介します。
在宅でできる副業10選
今回ご紹介する在宅でできる副業は、空いた時間でちょっとしたお小遣い稼ぎができるようなお仕事から、将来的に独立も可能なお仕事まで10種類をピックアップしました。
「自分でもできそう」と感じるものがあれば、ぜひ挑戦してみてくださいね。
1.アンケートモニター
アンケートモニターは、通勤時間などのちょっとした空き時間を活用してアンケートに回答するだけでポイントが貯まるポイントサイトの一種です。
貯めたポイントは現金振り込みやギフト券、電子マネーなどと交換ができます。
誰でもできる手軽さゆえに、一度に数万円以上の金額を稼ぐことは難しいですが、副業の中で最も簡単なお仕事
と言えます。
コツコツとお小遣いを稼ぎたいという方に向いているでしょう。
なお、アンケートモニターサイトに1つ登録をするのであれば利用者170万人を超える「リサーチパネル」がおすすめです。
一般的なアンケート回答から商品のモニター、高単価な座談会アンケートなど案件の種類も多数用意されています。
2.ポイントサイト
アンケートモニターと似ていますが、「ポイントサイト」は主にサイト内で紹介されているサービスをポイントサイト経由で利用することでポイントが貯まる仕組みです。
紹介されているサービスはポイントサイトによって異なりますが、人気の通販サイトでのお買い物やアプリゲームのダウンロード、サイトの会員登録、クレジットカード発行、証券口座の開設など多岐にわたります。
また、一般的に会員登録やアプリゲームのダウンロードでは1件あたり数十円前後、証券口座の開設やクレジットカードの発行では数千円〜1万円前後の報酬がもらえることが多いようです。
アンケートモニターと同様に誰でも挑戦できる手軽さが魅力と言えます。
3.スキルシェア(ライター、デザイナー、動画編集など)
「スキルシェア」とは、WebライターやWebデザイナー、動画編集などある程度のスキルを要するお仕事を提供することで報酬がもらえる副業です。
また、お仕事内容は多種多様で、自分のアイディア次第で「得意なこと」をお仕事に変えることができる魅力があります。
スキルシェアに含まれる仕事内容の例
- Webライター
- Webデザイナー(ホームページ制作など)
- 動画作成、編集
- Excelなどを使った資料作成
- イラスト制作
- 通話やビデオ通話による話し相手、相談相手
- 占い
など
これらのお仕事は主に「クラウドワークス」「ココナラ」「ランサーズ」といった、仕事を依頼したい人と仕事を探している人を繋ぐサイトから探しますが、一般的な求人サイトでも業務委託やアルバイトとして募集されていることもあります。
一件あたりの報酬は高い傾向にありますので、より本格的な副業をお探しの方や将来的に独立を目指す方におすすめです。
4.ポイント投資
「ポイント投資」とは、お買い物で貯まった各ポイントを利用して現金を使わずに本格的な「投資」ができるサービスです。
投資に使えるポイントは主に「Pontaポイント」「Tポイント」「dポイント」「楽天ポイント」の4種類で、日常のお買い物で貯めているようなポイントが投資資金として使えます。
ポイント投資を行うには、投資に使いたいポイントに対応した証券口座の開設が必要です。
たとえばPontaポイントなら「auカブコム証券」、Tポイントなら「SBIネオモバイル証券」といった証券口座を選ぶことになります。
ポイント投資では100円分などの少額から投資ができるうえ、現金と併用した投資を行うことも可能なところが大きな魅力です。
なお、ポイント投資で得た利益は現金で引き出すことができます。
投資の勉強をしたい方や、投資にあまり現金を使いたくない方におすすめできるでしょう。
5.ハンドメイド制作
趣味でハンドメイドアクセサリーや小物を作っている方もいるのではないでしょうか。
そのような作品は、「ハンドメイド商品」として販売し利益を得ることが可能です。
ハンドメイド制作では、フリマサイトやハンドメイドに特化した通販「minne(ミンネ)」などのお好きな媒体で任意の販売価格を設定し、作品を販売します。
パソコンやインターネットが得意な方は、自分でネットショップを作成してハンドメイド作品を販売しているケースもあります。
在宅時間が多い方やハンドメイド制作に慣れている方であれば、高収入も目指せる副業です。
一方でハンドメイド制作が苦手な方や本業が忙しい方の場合は「労力に見合わない」「なかなか作業が進まない」と感じることもあるでしょう。
あくまでもハンドメイドが好き、得意な方におすすめの副業と言えます。
6.カスタマーサポート
「カスタマーサポート」と言えばコールセンターをイメージされる方が多いと思いますが、昨今では在宅ワークを可能としている企業も増えつつあります。
会社によってはパソコンを貸し出してくれるところもありますので、上手く募集を見つけられればパソコンを持っていなくても副業として始められるでしょう。
また、このようなお仕事は業務委託などではなく、アルバイトやパート、契約社員の雇用形態で募集されることが多いため、「時給制で確実に稼ぎたい」とお考えの方におすすめです。
ただし、カスタマーサポートの中でも通話による問い合わせ対応のお仕事は個人情報の取扱いに対して厳しい傾向にあるため、在宅で働く場合には「ドア付きの個室があること」などの条件が指定されていることもあります。
通販サイトにおけるメール対応などの場合は上記に限らないため、ご自身の環境に合った募集を探してみてくださいね。
7.ライブ・動画配信
ライブ配信によるギフトの受け取りや、動画配信における広告の再生によって副収入を得る方法もあります。
イメージしやすいのはゲーム実況や「Vlog(ビデオブログ)」などではないでしょうか。
人から注目を集めるのが好きな方や、喋ることが好きな方、動画を使って何かを伝えたい方に向いている副業と言えます。
始めたばかりの頃は視聴者数が少ないため、収入が無い月が多いと思いますが、継続的に配信をすることで収益が見込めるようになるでしょう。
8.アフィリエイト
アフィリエイトはホームページやブログ、SNSに広告を貼り付け、サイトを経由して広告がクリックされたり商品が購入されたりすることで収入を得る副業です。
とくにホームページやブログを使ってアフィリエイトを行う場合は、検索結果の上位にサイトが表示されるように努力する必要がありますが、このスキルはアフィリエイトだけでなくWeb関係の幅広いお仕事に役立つため勉強をして損はありません。
また、このような副業は必ずしも人と関わる必要性がなく、基本的には自分ひとりで作業ができるというメリットもあります。
インターネットを活用した副業に興味がある方や、パソコン、Webサイトの運営に興味がある方におすすめのお仕事です。
9.データ入力
データ入力は指定された情報をExcelなど指定の場所に入力をするお仕事です。
「スキルシェア」の項目でご紹介した「クラウドワークス」「ランサーズ」などで募集を見つけることができます。
報酬の内容はお仕事によって〇件で〇円、1件の入力で〇円などさまざまで、一般的に単価は低めですがスキルを必要とせず、ちょっとした空き時間に作業が進められる簡単な副業です。
また、データ入力の副業はコツコツとした作業がメインのため、黙々とパソコンと向き合うのが得意な方におすすめできます。
一方で集中力が途切れやすい方にとっては少々苦しく感じるかもしれませんね。
10.せどり・転売
せどりや転売は、店舗やネット通販で購入時の価格よりも高く売れるものを探して仕入れ、フリマサイトやオークションで利益を上乗せした価格で販売を行う副業です。
最初に仕入れ資金が必要となるため、金銭的に余裕が無い方はなかなか挑戦がしづらいですが、仕入れ資金に余裕がある場合には大きな利益が見込めるケースもあります。
また収益の相場は取り扱う商品ジャンルによっても異なるでしょう。
ただしせどりや転売には注意点があり、中古品を取り扱う副業の場合には原則として「古物商許可証」の取得が必要である点です。
自身の不用品を販売するときは不要ですが、転売目的で購入した中古品をメインに取り扱う際には必要となるため覚えておきましょう。
在宅でできる副業の上手な選び方
初めて副業に挑戦する場合、「本当に稼げるのか」「続けられるか」などの不安は付きものですよね。
- 無理なく続けられる副業を選ぶ
- 収入の目標に合わせて選ぶ
- リスクの小さいものから始める
まずは上記3つのポイントに注目し、自分に合った副業を選択しましょう。
無理なく続けられる副業を選ぶ
どんなに稼げる職種であっても、業務に苦痛を感じてしまう副業は長く続けることが難しく、結果として安定的な収入に繋げることができません。
そのため、副業を選ぶ際は「無理なくできそうか」といったご自身の感覚を尊重しましょう。
もちろん、初めて副業に挑戦される方は、その職種がどれほどの作業内容か想像がつかないところもあるかと思います。
そのような場合には「少しでも興味関心の強い職種」を選んでみるのがおすすめです。
はじめはどの副業も「難しい」と感じられるかもしれませんが、1か月程度の作業の中で「無理なくできそう」「これは辛いかも」といった気持ちが見えてくるでしょう。
目的に合わせて職種を選ぶ
人によって「月に〇万円を稼ぎたい」「空いた時間を有効活用したい」「将来的に独立したい」などの目的は異なります。
目標金額が決まっている方は報酬が明確な副業を、空いた時間を有効活用することが目的であればスキマ時間で手軽にできる副業を、将来的に独立を見据えている方はスキルが身に付く副業を選ぶなど、目的に適したお仕事を選ぶと良いでしょう。
なお、目的別の職種の選び方としては以下のような例があります。
- 報酬が明確な副業:スキルシェア、時給制のアルバイトなど
- 空いた時間を有効活用できる副業:アンケートモニター、ポイントサイトなど
- 将来的に独立を見据えた副業:スキルシェア、アフィリエイト、動画配信など
リスクの小さいものから始める
せどりや転売は商品を見極める力がつけられれば大きな収入を得ることも可能な副業ですが、仕入れ資金が必要なことや在庫を抱える必要があることから、他の職種よりもリスクは少々高めです。
また、現金を使った投資も知識を得ずに始めると大きな損失が発生する可能性があります。
とくに副業初心者の方はこのような事前にリスクが明確なものではなく、在庫や資金を必要としない副業から始めるのがおすすめです。
スキルシェアやアフィリエイト、データ入力などパソコンひとつでできるようなお仕事から少しずつ幅を広げていくと良いでしょう。
在宅で副業をする際の3つの注意点
最後に、在宅での副業において事前に知っておきたい3つの注意点をお伝えします。
- 本業の就業規則
- 確定申告
- 時間、スケジュール、休息管理
これらについて知らずに副業を始めてしまうと、後にトラブルや問題が起きてしまう可能性がありますので、ぜひ一度目を通しておきましょう。
本業の就業規則を確認しておく
現代では「働き方改革」によって副業や兼業を推奨する流れが広まりつつありますが、まだまだ副業や兼業を良しとしない企業も多いのが現状です。
ご自身が副業を始めようと考えた際にも、本業で勤めている会社が副業を許可しているかどうか、今一度確認しておくことをおすすめします。
とくに副収入が年間20万円を超えると確定申告が必要となり、増えた住民税の金額から本業の会社に悟られやすいと言われていますので、本業の会社に内緒で副業をする際は十分に注意しましょう。
本業である会社に黙って副業を行っていると、最悪の場合は解雇となってしまうケースもあります。
確定申告について知る
前述した通り、副業の収入が年間20万円を超える方は原則として確定申告を行う必要があります。
また、アルバイトやパート以外の事業を副業とする場合、必要経費を差し引いた収入が年間20万円以上を超えると確定申告が必要です。
とくに投資やアルバイトなどと組み合わせて複数の収入がある場合は一つ一つの収入源とその金額をしっかりと管理しましょう。
時間管理や休息管理を怠らない
スキルシェアやデータ入力の副業の場合、作業完了の期日や原稿、制作物の納品期日が決められていることも多いです。
このような期日がある職種ではある程度計画的に作業を進める必要があります。
期日を過ぎてしまうと継続的にお仕事をもらうことが難しくなってしまうため、余裕を持ってお仕事に取り組めるように時間管理を徹底しましょう。
また、本業の傍らでもう一つのお仕事をするということは、少なからず体力を消耗するということになります。
無理はせずに、休息やリフレッシュする時間をしっかりと設けて体を休めることも大切です。
無理のない仕事で副収入を得よう
副業はこの記事でご紹介した10種類のほかにも多数存在します。
ご自身が興味のあるお仕事や、目的、目標金額に合わせて気になる副業があればぜひ挑戦してみてください。
また、副業をする際は無理をせず、少しずつ作業量やお仕事の幅を広げていくことをおすすめします。