週1からできる在宅ワークの副業6選!週1副業のポイントもチェック
更新日:2024年5月13日
昨今では政府の副業、兼業を推進する動きや経済情勢などから、副業への挑戦を視野に入れている方は増えているのではないでしょうか。
週1回から始められる副業でもあれば、本業でしっかりと働いていても比較的無理なく収入を増やせそうです。
そこで今回は週1回から始められるうえ、在宅で完結する副業を6選ピックアップしました。
具体的な副業の始め方や始める前に知っておきたいポイント、メリットなどについても触れていますので、これから週1回の副業で収入を増やしたいとお考えの方は参考にしてみてください。
週1回から始められる在宅副業の種類
週1回から始められてなおかつ在宅での副業というと、アルバイトのほかにもいくつかの選択肢があります。
- アルバイト・パート
- 業務委託
- クラウドソーシングの利用
- スキルシェアマーケットの利用
- その他個人で行うビジネス
働き方について大きく分類すると主に上記の5つに分けられますので、まずは副業の中でもどのような働き方があるのかについて詳しく知っておきましょう。
なお、細かな職種や始め方については記事の後半よりお伝えしていきます。
アルバイト・パート
アルバイト、パートでは雇用契約を結び、所定の時間内で勤務をすることになります。
時給制であるため安定した副収入が得られるという点が最も大きなメリットとなるでしょう。
一方でデメリットは決められた時間に出退勤をするため、次からご紹介する働き方に比べると少々自由度が低いということが挙げられます。
週1回、在宅でできるアルバイトの例としては、データ入力や問い合わせ対応などがあります。
業務委託
業務委託とは、自社で対応しきれない業務や対応できない業務を外部に任せる契約によってお仕事をもらう働き方です。
業務委託のお仕事は求人サイトなどから探すことができます。
アルバイトやパートと比較するとより専門的なスキルが必要なケースが多いですが、職種の選択肢が幅広いことや、働き方の自由度が比較的高いことがメリットとして挙げられます。
時給制の業務委託のお仕事もありますが、1つ1つの納品物や作業に対して報酬をもらうお仕事も多いので、空いた時間を活用したい方にもおすすめです。
デメリットとしては必ずしも仕事が安定的に用意されているとは限らない点などが挙げられます。
お仕事が途切れた際には新たな仕事(クライアント)探しや、既存クライアントへの提案など、何かしらの工夫が必要となることがあるかもしれませんね。
業務委託の在宅ワークでは、動画編集やWEBライター、WEBデザイナー、データ入力などが人気です。
クラウドソーシングの利用
クラウドソーシングとは、業務を依頼したい企業がクラウドソーシングサイトを通して不特定多数のユーザーに業務を発注する形態のお仕事です。
働く側はクラウドソーシングサイトを通して仕事を探し、希望のお仕事に応募を行います。
採用後に業務を行い、指定の期日までにサイトを通して納品をすることで報酬が得られるというのが主な流れです。
大きなメリットはサイトを通して企業とやり取りをするため、報酬の未払いなどのトラブルを防ぎやすい点が挙げられます。
一方で、報酬を引き出す際には利用料や振込手数料が差し引かれる点がデメリットと言えます。
振り込み申請後に差し引かれる金額はサイトや引き出す金額によって異なりますが、利用料として5%~20%前後、振込手数料は銀行によって100円~500円前後の金額が目安です。
未経験では1件あたりの単価が低いことも多いため、利用料や振込手数料は痛手とも言えます。
毎月引き出すのではなく、ある程度の金額がまとまってから振り込み申請をするのがおすすめです。
クラウドソーシングでは、データ入力や動画編集、ライティング、ロゴ作成、WEBデザインなど幅広いお仕事が探せます。
スキルシェアマーケットの利用
スキルシェアマーケットとは、困っている人と解決できる人を結ぶプラットフォームです。
インターネットを通してご自身の「できること」を出品し、購入された場合に出品したサービスを提供することで報酬が得られるという仕組みになっています。
よくある出品例として挙げられるのは以下のようなサービスです。
- ライティング
- 物事のアドバイス、悩み相談、話し相手
- 占い
- 動画編集や画像編集
- 動画サムネイルの作成
- 書類作成などの事務作業
- WEBデザイン
- イラスト制作
- WEBサイトの設定代行など
また、この働き方についてもスキルシェアに特化したサイト(ココナラなど)を通してやり取りをするため、未払いや支払い遅れなどの心配がなく安心してお仕事ができます。
一方で出品したサービスは、出品するだけで売れることもありますが安定的ではありません。
そのため、出品物の説明欄を魅力的な文章に作り込んだり、積極的に宣伝活動を行うなどの工夫が必要となるでしょう。
スキルシェアの場合も、報酬を引き出す際にはサービス利用料や振込手数料が差し引かれます。
その他個人で行うビジネス
ここまでで挙げた働き方のほかにも、ECサイトの運営による物販や、フリマやオークションを利用した不用品の販売、ブログや動画配信による広告収入など、個人のみで行うビジネスも副業として人気です。
この記事では働き方だけでなく職種についても紹介していますので、気になるものがあればぜひ積極的に挑戦してみましょう。
週1回の副業を行う前に知っておくべきこと
週1回であれば、休日や休息の時間が確保しやすいため気楽な気持ちで挑戦ができます。
ただし副業を始める前に知っておくべきポイントもいくつかあるので、あわせてチェックをしておきましょう。
大きな金額を稼げるわけではない
1日の稼働時間やお仕事の単価にもよりますが、週に1回のお仕事だと月に〇十万円といった大きな金額は期待すべきではありません。
とくに慣れないうちは、どのお仕事も1つの業務を終えるまでに想像より時間がかかることもあり、思うようにいかないこともあるでしょう。
また、一般的にはどのようなお仕事であっても稼ぐ金額が大きくなるほど、稼働時間が長くなるか、もしくはより専門性の高い知識が必要となります。
副業の場合は本業へ支障をきたさないこと、ご自身の精神面や体力面の温存を考慮して5時間前後の稼働ができれば、週に1回でも4万円~5万円程度の副収入は得られるようになるでしょう。
本業の就業規則
現代では副業や兼業を良しとする企業も増えつつありますが、まだまだ副業や兼業を禁止している企業は存在します。
副業が禁止されているにも関わらず、副業で収入を得ていることが会社に知られてしまうと、最悪の場合何らかの処分が下される可能性もあるのです。
たとえ週に1回、短時間の副業であっても、念のため事前に就業規則は確認しておくのが良いでしょう。
「強み」「得意」が活かせる副業を選ぶ
週1回の副業で効率よく稼ぐには、得意なことや強みが活かせるお仕事を選ぶことがポイントです。
また、長く続けるために好きなことや興味のある領域から始めるのも良いでしょう。
ここでは、自分の得意なことや強みが活かせるお仕事の選び方の一例をご紹介します。
- パソコンのタイピングが得意/比較的文章がスムーズに浮かびやすい→WEBライターやデータ入力、ブログなど
- 動画編集ソフトなどの操作に抵抗がない、経験がある→動画編集、画像編集
- 資料作成などの事務作業が好き→事務作業の代行
- 絵を描くことが得意、好き→イラストレーターなど
自分の持っているスキルや得意なことが分からないという方は、メモ帳やノートなどに一度箇条書きで書き出してみるのもおすすめです。
情報が整理しやすくなるため、自分に合ったお仕事も見つけやすくなりますよ。
無理のない範囲で働くこと
より多くのお金を稼ぐことも大切ですが、それは無理のない範囲で働くことが大前提です。
週に1回の在宅のお仕事であっても、長時間デスクと向き合っていればそれなりに疲労は蓄積されます。
稼働中は休憩を挟みつつ、体調に不安のある日は休息も視野に入れましょう。
とくに時給制ではない未経験から始めるお仕事は、安定した収入が得られるようになるまでに少し時間を要することもあります。
そういった場面では地道に継続することが収入を上げるポイントとなるため、継続に繋がるような無理のない働き方はとても大切なことです。
確定申告についても忘れずに
副業の収入が必要経費を差し引いて年間20万円を超える場合は確定申告が必要となります。
また年間20万円以下で、住宅ローン控除や医療費控除を受ける場合にも確定申告が必要です。
週1回の副業でも、1か月に必要経費を差し引いて約1万7千円以上の副収入を得ると12か月間で20万円を超えます。
現実的な数字ではあると思いますので、確定申告については予め理解をしておきましょう。
週1回からできる在宅副業のおすすめ6選!
ここからは週1回から始められて、在宅でできるおすすめの副業を6種類ご紹介します。
職種ごとの収入の目安についても触れていますので、気になるお仕事があればぜひ挑戦してみましょう。
1.動画編集
動画編集と聞くと難しそうなイメージをお持ちの方がいるかもしれませんが、比較的スキルを身につけやすい職種のひとつです。
また、インターネットを利用した動画配信は今後も需要が拡大していくだろうといった予想もあり、今から始めても遅くはありません。
基本的には動画編集ソフトを使って素材となる動画の余分なところをカットしたり、テロップや効果音を入れたりするのが主な作業内容となります。
動画編集のお仕事はスキルシェアマーケットや業務委託、クラウドソーシングなど比較的どこでも募集自体は見つけやすいです。
ご自身で撮影から投稿までできれば、動画配信を副業にすることもできるでしょう。
あくまでも参考的な相場ですが、動画編集の報酬は10分の動画1本あたり3,000円~10,000円程度と言われています。
2.WEBライター
WEBライターは個人や企業からの依頼内容に沿って、WEBメディアに掲載する記事を執筆することで報酬が得られるお仕事です。
タイピングが得意な方や、文章がスムーズに思いつく方、文章執筆が好きな方にはとくに向いています。
こちらもクラウドソーシングや求人サイト、スキルシェアマーケットやSNSなどさまざまな場所でお仕事を探すことができます。
報酬の相場は人によって大きく異なりますが、ライターというお仕事が未経験の場合は1文字あたり1円前後を目安に考えると良いでしょう。
たとえば2,000文字の記事を1つ納品すると2,000円の報酬が受け取れるというイメージです。
ある程度月日を重ね、知識や経験があれば1文字2円以上や1記事〇万円といったお仕事も、決して不可能なことではありません。
また、報酬自体が若干低くても執筆スピードが早ければ時給自体を上げることもできます。
3.ブログ
ご自身で作成したブログに広告を貼り付けて収入を得るビジネスです。
広告にはいくつか種類がありますが、主にトップページや記事内に商品リンクなどを貼り付け、リンクを経由して商品が購入されたり、広告がクリックされることで収益が得られます。
投稿した記事を多くの人に閲覧してもらうためには、検索エンジンの上位に掲載されるように対策を施すこと(SEO対策と言います)が必須です。
はじめに専門的な知識を学んだり、ブログで実践をしたりする必要がありますが、SEO対策の知識は今後ご自身でビジネスを行う上では役に立つものなので、学んで損をすることではありません。
なお、2021年に日本アフィリエイト協議会が公開した資料によると、2020年のアフィリエイト運営者の月収は全体の約30%が月収1,000円未満、約10%が1,000円以上5,000円未満というような結果がでています。
また、10%を超える方が月に1万円以上の副収入を得ているようです。
学びながらコツコツと時間をかけて収入をアップしていきたい方にはとくにおすすめできるお仕事ですね。
4.イラストレーター
イラストを描くのが得意な方や好きな方は、スキルシェアマーケットなどを利用してユーザーの依頼に沿ったイラストを販売するのもおすすめです。
SNSやブログのアイコンとして活用されることが多く、オリジナルキャラクターやペット、依頼者の似顔絵など、ご自身の得意分野でイラスト作成サービスを出品するとよいでしょう。
スキルシェアマーケットとして人気なのが「ココナラ」ですが、ココナラの出品内容を見てみると相場は実に幅広いです。
経験の浅い方や簡易的なキャラクターのイラストであれば1,000円~1,500円程度で販売されていることもありますし、絵のタッチやオプションの有無などによっては3,000円~5,000円以上で販売されているサービスもあります。
販売価格はご自身で設定できるため、同様の出品サービスとスキルのバランスを見て価格設定を行うとよいでしょう。
5.お悩み相談
スキルシェアマーケットでは、出品サービス専用の通話機能を備えているところもあります。
そのため、お悩み相談や話し相手などの得意分野に合った通話サービスを提供することも可能です。
内容は出品者によってさまざまで、医療分野の経験を活かしたメンタルケアのアドバイスや、営業職を活かした仕事における相談対応、話しを聞くことが好きな方は愚痴や悩みを聞いたりすることをお仕事にしている方もいます。
参考的な相場としては1分あたり100円から受け付けているものや、1分200円以上でサービスを提供しているケースなど、出品者が自由に設定することが可能です。
話している時間がそのまま報酬に反映されるため分かりやすいですね。
6.データ入力、事務作業の代行
データ入力は、インターネット上から収集できる企業や商品、地域などの情報を所定の形式にまとめて納品するのが主なお仕事です。
そのほか、複数の資料にまとめられている内容を1つのドキュメントや表に入力していくといったものなどもあります。
特別なスキルが不要なため誰でも挑戦しやすい反面、1件あたりの単価は1つの入力につき数円~数十円と低めです。
また、ExcelやPowerPointなどの利用経験やビジネスメールの経験がある方は事務作業の代行を副業にするのも良いでしょう。
こちらの相場は内容によって大きく異なり、たとえばA4サイズの書類1枚で2,000円などと決まっている場合や、時給制のお仕事もありますよ。
主にこれらはスキルシェアマーケットやクラウドソーシングなどでお仕事を得ることができます。
スキルに自信がない人はアンケートモニターもおすすめ
ここまで、週1回の副業におすすめな在宅のお仕事を6種類ご紹介しましたが、気になる職種は見つけられたでしょうか。
中には「全部難しそう」「提供できるスキルが何もない」とお悩みの方がいるかもしれません。
そのような場合におすすめしたいのが、アンケートに答えるだけでちょっとしたお小遣い稼ぎができる「アンケートモニター」のお仕事です。
中でもアンケートモニターの「リサーチパネル」は、サービス開始から17年、利用者は2021年3月時点で170万人を突破するほどの老舗サイトとなっており、安心して利用ができます。
リサーチパネルは、世の中にある商品やサービスについてのご自身の考えや意見を様々な形式のアンケートによって回答することで報酬がもらえるサービスです。
回答形式は数秒~15分程度で終わる簡単な選択式アンケートや、実店舗に足を運んで実際にサービスを体験する高単価な覆面調査、オンラインインタビューや商品モニターなどさまざまなものからご自身の好きな案件を選択できますよ。
回答した内容は企業の商品サービスの開発、改善や、研究機関などに役立てられるという仕組みとなっており、社会貢献の気持ちで参加できる点も魅力です。
バスや電車を利用した通勤時間や、寝る前のちょっとした暇な時間などを利用してコツコツとポイントを貯めるため、忙しい方やお疲れの方でも挑戦しやすいでしょう。
アンケートモニターであれば本当にスキルを問わず誰でも始められるので、どうしてもできそうなお仕事がない方はぜひ気軽に挑戦してみてくださいね。
週1回で在宅副業を行うメリットは多い!
本業に加えて週1回でも仕事を増やすのは大変に感じられるかもしれませんが、週に1回でも本業以外のお仕事に時間を割くことで得られるメリットはたくさんあります。
週に1回の在宅副業を行おうか迷われている方は、ぜひ以下のメリットも踏まえて検討してみてくださいね。
スキルが身につけば独立も実現できる
この記事でご紹介した在宅でできる職種は、ある程度の得意分野やスキルを要するお仕事もありますが、中にはそのまま独立をして1つのお仕事で生計を立てられるものも存在します。
たとえば動画編集やWEBライター、ブログ運営やイラストレーター、動画配信、WEBデザイン関係などです。
もちろん最初は思うように稼げないこともあるとは思いますが、スキルと経験さえあればお仕事が比較的スムーズに取れるようになりますよ。
副業であれば本業で収入を得ながら自分のペースで学べるという安心感もありますよね。
会社以外の収入源が確保できる
「いずれは今の仕事を辞めたい」とお考えの方や、現在の収入源に不安をお持ちの方は、副業によって会社(本業)以外の収入源も確保できるようになります。
現代では物価の高騰や賃金がなかなか上がらないことなどが問題視されていることもありますが、「いつ何が起こるかわからない」ということは身を持って体感された方も多いのではないでしょうか。
将来や万が一に備え、今から新しい収入源を確保しておくことは堅実的と言えます。
収入が増える
単純に、お仕事を増やすということは収入が増えることに繋がります。
本業の収入に加えて月に1万円でも稼ぐことができれば、貯蓄や固定費の支払いにも大いに役立つでしょう。
週1回の副業なら在宅ワークで無理なく稼ごう
今回は週に1回から在宅で始められる副業について詳しくご紹介しました。
基本的にはインターネット環境とパソコンがあれば何かしらのお仕事はできるかと思いますので、気になる職種があれば、ぜひまずは挑戦してみて欲しいなと思います。
「週1で稼ぐのは難しい」「スキルが何もない」とお考えの方は、アンケートモニターなどの、場所やタイミングを問わず取り組める簡単なお仕事から始めてみるのもおすすめですよ。