生身の人間ですから。

あります。

すぐれたものを

同い年位で元気に活動している人。

地道に物事を進める人、粘り強い人、最後までやり遂げるひと、そのような性格が羨ましい。

若さは金で買えん

若い頃は、私が手に入らない幸せを持っている人を羨ましいと思えたけれど、半世紀生きると、羨ましいと思える人にも必ず悩みがあり、その人は私が持っている幸せを持っていないことに気づきます。全てが手に入る人生など存在しないと思います。だから、人を羨むのをやめました。

それが刺激になる事が有る。

仕事を頼んでも0から12くらいまで全ての工程を組み立てて指示しなければ何も出来ない後輩。しかもその仕事の結果にミスがあり、それを指摘すると「はぁ………」。すみませんのすの字もない所をみると悪いと思っていないらしい。頼んだ仕事が終わったらこちらから声をかけるまでボーーーッとしている。時給300円くらいの仕事ぶりで900円貰っても当たり前と思ってるんだろうなぁ。羨ましい。

他人の容姿、生活水準など、自分自身が持ち得ていなかったり、到達し得ていないと「もし、自分がその立場だったら...」と、ふと思い、自然発生的に多少なりとも羨ましく感じる瞬間はありますよ。ただ、そう思ってみても羨んだ対象者は対象者で私が知り得ない苦労や悩みがあり、何の問題もなく生きている人は一人もいないとの結論に達し(時々あるでしょ。他人から見て羨まれる現状にいるのに自殺する方々の不思議さとか)、羨み続けても自分の現実も何ら変わらないから「自分は自分なりに」と我に返り、また一歩踏み出すの繰り返しでしょうか。