もう、終わったことなのでどうでも良い

政府もマスコミも市民も、もっと他に注力すべき重要時があるはず、いまさら議論しても遅い。

中国政府は、共産党一党独裁の矛盾の中で、自由主義的経済運営をし、Gogleの撤退の通り、国民への情報規制などで、難しい舵取りを何とかこなしている。日本に右翼がいるように中国にも右翼はいる。現共産党政府が反日勢力を抑えきれない事態となれば、両国間の関係が悪化し経済交流が滞ることになれば日本の国益に重大な影響を及ぼす。そもそもは前原お坊ちゃまの初期機動の誤りから始まったことであり、今更騒いでも恥の上塗りである。領土問題は、尖閣諸島、竹島、北方領土など多くをかかえており、このようなことでは解決できないことは誰でも知っていることと思う。“密約”でもしない限り。

現状で

いまさら公開すべきではない、不要

中国との争点は、事件の発生場所が日本領であるか、中国領であるかという点で、その判断のためには映像の正式公開は無意味で、ピントがずれている。日本政府が公式に争うべきというなら、船長を釈放すべきでなく、最高裁での最終結審まで10年以上かかるのを覚悟して、公式裁判をするべきである。刑事事件の証拠をどういう形で公表するか／しないかは、他の裁判と同様にすべきで、特別扱いすべきというのは法治国家としておかしい。裁判が決着して船長が日本で刑に服しても、当然のこととして中国との争いは決着せず、残された大きな刺のために発生する様々な不利益は結局国民が負担することになる。情報は現実的に公開されており、これを日本政府が正式に公開しても、何の利益もなく、中国政府、というより中国の民衆との軋轢を生むだけである。この件は、外交、政治的に無能な政治家のせいで大きな問題になったが、これ以上大きくしても、日本国民にとって全く利益がない。石油採掘なども含め、外交的交渉で淡々と解決すべきで、中国政府の退路を断って、対民衆的に譲歩できないようにしても、日本に利益はない。

GE

事件直後に公開しなければならない。今更公開する意味がほとんど無い。

公開して何になるのだと問いたい。

なんでも公開すればよいということにはならない。外交問題などを考慮すべき。ただその判断は迅速にすべきで、そこが今回の問題の一つ。