親どころか他の全ての人にすら劣るからどうしようもない

世界的な研究者というだけでなく人の何倍も働いて来た現場主義で叩き上げの父。しかも人間的にも魅力があり様々な分野の素晴らしい人間を引き寄せ集まってくる。超えるどうこうの次元ではなく、尊敬の念しかありません。その父を一切出しゃばることなく影で支えて来た母も同じくらい尊敬しています。そんな父も数年前に他界してしまいましたが、いなくなってからもより凄さを実感しています。

町内会のことで

多分、死ぬまで越えられない。 昭和１６年徴兵、太平洋戦争全期間従軍、終戦時曹長。 復員後大学卒業して公認会計士、税理士、不動鑑定士、８０歳で中小企業診断士、の資格取得。 常に前のめりに自分の人生を切り開いていった人。

子供の世話の仕方や体力など働き者の両親には勝てません。

看護師をしていた母は夜勤で帰宅した後も私達のお弁当を作ってくれ、家事全般も一切の手抜きなしでした。愚痴も聞いたことがないくらい。腰が曲がった今でも私達子供達に頼る事なく何でも自分でします。普通だと思っていましたが、嫁いで働くようになりそれが大変な事だとわかりました。

です。

超えられた事などあるのか？・・・

親を超えたと思う、でも小学校すらロクに行けなかったあの時代を生きたあの親の生き方はできない。超えられたのは時代に生まれた教育と親に育まれた愛情のおかげ。時代の違いを考えれば超えたと言えない。

実の親を超えるなんてきっと出来ないと思います。苦しい事が有ると両親の子供で良かったと精神的に支えられています。